不動産一括査定の電話はしつこい?件数と減らす方法、断り方の文例

一括査定の電話は何件来るのか。減らす方法と断り方

この記事でわかること

  • 一括査定を申し込むと、いつ何件くらい連絡が来るのか
  • 連絡を減らすためにできる5つのこと
  • 断りたいときにそのまま使える伝え方

家がいくらで売れるか知りたい。でも、申し込んだ瞬間に何社からも電話がかかってきて、断りきれなくなるのではないか。そう思って手が止まっている方は少なくありません。

結論から言うと、連絡は来ます。ただし件数は運任せではなく、自分で決められます。依頼する会社の数がそのまま連絡の数になるからです。3社を選べば3社、6社を選べば6社です。知らない番号から無限にかかってくる、という性質のものではありません。

そしてほとんどの場合、連絡が集中するのは申し込んだ当日から3日程度です。1週間を過ぎると、こちらが何もしなくても止まります。

この記事では、連絡がいつ何件来るのか、減らすには何をすればよいか、断るときは何と言えばよいかを具体的に説明します。

目次

不動産一括査定の電話は何件、いつ来るのか?

電話の件数は依頼した不動産会社の数と同じ

一括査定は、入力した情報を複数の不動産会社に同時に送る仕組みです。査定を依頼された会社は、金額を出すために連絡してきます。

つまり連絡してくるのは、あなたが選んだ会社だけです。申込画面で会社を選ぶ欄があるので、そこで数を絞れば連絡も減ります。関係のない会社から突然かかってくることはありません。

電話が集中するのは申込から3日間

会社側は、他社より先に連絡したほうが依頼を受けやすくなります。そのため申込直後に集中します。

一括査定を申し込んだあと、電話が来る時期と件数申込直後の1日から3日に連絡が集中し、その後は減っていく。依頼した会社の数がそのまま連絡の件数になる。1週間を過ぎるとほとんど来なくなる。連絡が来る時期(6社に依頼した場合の例)当日2〜3日4〜7日1週間以降3〜4社2社前後0〜1社ほぼ無し連絡は申込直後に集中し、1週間を過ぎるとほとんど来なくなります
連絡は申込直後に集中し、1週間で収まる

1週間を過ぎても連絡が続くことは通常ありません。査定額を伝え終えた会社は、返事を待つ立場になるからです。

電話ではなくメールで連絡してくる不動産会社もある

すべての会社が電話をかけてくるわけではありません。メールで査定額を送ってくる会社もあります。どちらになるかは会社の方針によりますが、こちらから希望を伝えれば合わせてもらえることが多くあります。

なぜ不動産会社は電話をかけてくるのか?

正確な査定額を出すには入力情報だけでは足りない

申込フォームに入力するのは、住所、面積、築年数といった基本情報です。しかし実際の査定額は、日当たり、前面道路の幅、リフォームの有無、隣地との境界の状態などで変わります。

これらは入力欄だけでは伝わりません。だから会社は確認のために連絡してきます。営業のためだけではなく、金額を出すために必要な手順という側面があります。

売る意思があるかを確かめたい

不動産会社にとって、査定は無料で行う作業です。時間をかけて算出しても、売る気がまったくない相手なら成約にはつながりません。

そのため、いつ頃売りたいのか、他社にも依頼しているのかを聞いてきます。ここで正直に答えても不利にはなりません。まだ検討段階だと伝えたほうが、しつこい連絡は減ります。

不動産一括査定の電話を減らす5つの方法

方法1:依頼する不動産会社を3社程度に絞る

比較のためには複数社が必要ですが、6社すべてに依頼する必要はありません。3社あれば金額の妥当性は判断できます。連絡の件数は半分になります。

方法2:備考欄に「電話不要・メール希望」と書く

多くの申込フォームには、要望を書き込める欄があります。ここに希望を書いておくと、会社側はそれに従うのが通常です。

まずはメールで査定額をお知らせください。電話は不要です。

この一文を入れるだけで、電話の件数は大きく変わります。書かなければ電話が既定の連絡手段になります。

方法3:電話に出られる時間帯を指定する

日中は仕事で出られない場合、その旨を書いておきます。

平日18時以降、または土日にご連絡ください。

時間を指定しておけば、都合の悪い時間にかかってくることを減らせます。

方法4:まずは机上査定を希望する

査定には、書類上の情報だけで概算を出す机上査定と、担当者が実際に家を見て算出する訪問査定があります。

売るかどうか迷っている段階なら、机上査定で十分です。訪問の日程調整が発生しないぶん、やり取りは少なくて済みます。

方法5:断ると決めたら早めにはっきり伝える

返事を保留にしていると、会社は「まだ可能性がある」と考えて連絡を続けます。依頼しないと決めたら、その時点で伝えるのが最も連絡を減らす方法です。

不動産会社の査定を断るときの文例

断ることに気が引ける方が多いのですが、不動産会社にとって断られるのは日常です。理由を細かく説明する必要もありません。

メールで断る場合の文例

査定をありがとうございました。検討の結果、今回は他社に依頼することにいたしました。今後のご連絡は不要です。

電話で断る場合の文例

ご連絡ありがとうございます。他社に決めましたので、今回は結構です。

売却自体をやめる場合の文例

事情が変わり、当面売却を見送ることにしました。連絡は不要です。

いずれも「今後の連絡は不要」まで伝えるのが要点です。ここを言わないと、時期を変えて再度連絡が来ることがあります。

不動産査定を電話なしで受けることはできるか?

匿名のままでは査定額は出せない

連絡先を一切知らせずに正式な査定額を受け取ることはできません。査定結果を伝える手段が必要だからです。

相場の目安を調べるだけなら、国土交通省が公開している不動産取引価格情報や地価公示を見る方法があります。ただしこれは近隣の取引事例であって、自分の家の金額ではありません。

メール連絡のみに寄せるのが現実的

電話をゼロにしたい場合、備考欄でメール希望を明記するのが最も確実です。それでも電話をかけてくる会社があれば、その時点で断って構いません。連絡方法の希望を守らない会社は、その後のやり取りでも同じことをします。

それでも複数の不動産会社に査定を依頼する意味

連絡の手間を避けて1社だけに依頼すると、提示された金額が高いのか安いのか判断できません。

査定額に決まった計算式はなく、会社ごとの取引実績や抱えている買主によって変わります。1社の金額だけでは、それが相場より数百万円低くても気づけません。

連絡が来るのは最初の数日だけです。その数日の手間と、数百万円の差を比べて判断してください。

不動産一括査定の電話に関するよくある質問

申し込んだら必ず売らないといけませんか?

その必要はありません。査定は金額を出してもらう行為で、売るかどうかは所有者が決めます。金額を知ったうえで、売却を見送る判断もできます。

しつこく電話が続く場合はどうすればよいですか?

「今後の連絡は不要です」とはっきり伝えてください。それでも続く場合、査定サイトの運営会社に連絡すれば間に入ってもらえることが多くあります。宅地建物取引業法では、契約を断った相手に迷惑を覚えるような時間に電話をかけることは禁じられています。

夜間や早朝にかかってくることはありますか?

通常はありません。宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方で、深夜や長時間の勧誘は禁止されています。もし該当する連絡があれば、その事実を伝えて中止を求めてください。

家族に知られずに査定を受けられますか?

連絡先を自分の携帯電話とメールアドレスにしておけば、自宅に電話がかかることは避けられます。訪問査定を依頼しなければ、担当者が家に来ることもありません。

査定を受けた後、いつまで連絡が来ますか?

断りの意思を伝えれば、そこで止まるのが通常です。伝えないまま放置すると、数か月後に「その後いかがですか」という連絡が来ることがあります。

依頼する会社は何社が適切ですか?

3社あれば金額の妥当性は判断できます。物件が特殊で査定が割れそうな場合や、より高い金額を探したい場合は、社数を増やす選択もあります。

まとめ:不動産一括査定の電話は最初の3日だけ

  • 連絡してくるのは、自分が選んだ会社だけ。件数は選べる
  • 連絡が集中するのは申込当日から3日程度。1週間で収まる
  • 備考欄に「メールで連絡希望」と書けば電話は大きく減る
  • 断るときは「今後の連絡は不要」まで伝える
  • 1社だけでは、その金額が妥当かどうか判断できない

連絡が来るのは最初の数日だけです。そこを乗り越えれば、複数社の金額を並べて比べられます。

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この記事を書いた人

当サイトは、国土交通省の不動産取引価格情報や、宅地建物取引業者の登録情報など、公的に公開されているデータをもとに編集しています。

家を売るときに多くの方が悩むのが「この家はいくらで売れるのか」「どの不動産会社に依頼すればいいのか」という点です。同じ物件でも、査定を依頼する会社や地域の市場の状況によって提示される価格は変わりますし、査定額がそのまま売却価格になるとも限りません。

そこで、成約価格・売り出し価格・査定額を区別したうえで、市区町村ごとの実際の成約データと、免許を受けている不動産会社の情報を整理しています。

「査定額だけで不動産会社を決めない」「複数の会社を比較する」「売却価格と手取り額を分けて考える」といった、売却前に知っておきたい点を重視しています。

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