埼玉県和光市の中古マンション売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

埼玉県和光市で2021年〜2025年に成約した中古マンションは850件です。成約価格の中央値は3,200万円で、埼玉県内で集計対象になった48市区町村のうち6番目に高い水準です。中央的な物件像は専有面積70平方メートル・築27年です。

和光市の中古マンションの売却価格を左右するもの

和光市の相場は市内で一律ではありません。1平方メートルあたりで見ると丸山台が76.9万円、諏訪原団地が15.7万円で、4.90倍の差があります。

用途地域も売却価格を左右します。商業地域だと78.7万円。市の平均を76%上回りました。

成約価格の中央値 3,200万円 2021年〜2025年
集計した取引 850 実際に成約した件数
築年数の中央値 27 成約時点の築年数
専有1平方メートルあたり 44.7万円 成約価格を専有面積で割ったもの

この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。

和光市の中古マンション売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 専有面積 専有1平方メートルあたり
新築〜築5年 32件 6,000万円 70㎡ 82.8万円
築5〜10年 45件 3,500万円 75㎡ 46.7万円
築10〜20年 167件 3,800万円 70㎡ 52.5万円
築20〜30年 236件 3,200万円 70㎡ 46.0万円
築30〜40年 124件 2,500万円 65㎡ 41.5万円
築40年以上 246件 1,850万円 65㎡ 27.6万円

和光市の中古マンションはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

500万円未満20件
500万〜1,000万円70件
1,000万〜1,500万円37件
1,500万〜2,000万円73件
2,000万〜2,500万円100件
2,500万〜3,000万円82件
3,000万〜4,000万円201件
4,000万〜5,000万円163件
5,000万〜7,000万円99件
7,000万円以上5件

真ん中の半数は2,000万円から4,200万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

和光市の中古マンション売却相場の推移(2021年〜2025年)

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3,1002021181件3,3002022141件2,8002023129件3,2502024180件3,5002025219件単位:万円

2021年の3,100万円から2025年は3,500万円になりました。この5年で12.9%上がっています。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

和光市の中古マンションの売却相場は町名でいくら違うか?

成約が15件以上あった町名について、1平方メートルあたりの値段が高い順に並べたものです。 成約価格の中央値ではなく単価の順に並べているのは、 土地の広い町ほど総額が大きく出て、順位が入れ替わってしまうためです。

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町名 件数 成約価格の中央値 専有面積 専有1平方メートルあたり 市の平均との差
丸山台 81件 5,200万円 65㎡ 76.9万円 +72%
本町 140件 4,150万円 75㎡ 53.7万円 +20%
下新倉 61件 3,400万円 70㎡ 45.3万円 +1%
白子 354件 3,000万円 70㎡ 43.1万円 −4%
新倉 68件 2,400万円 70㎡ 34.8万円 −22%
75件 1,600万円 50㎡ 27.1万円 −39%
諏訪原団地 57件 850万円 65㎡ 15.7万円 −65%
売主

うちの町の数字を見ればいいんですか?

編集部

まずはそこからです。ただし同じ町でも、駅までの距離や土地の広さで変わります。この表は出発点として使って、実際の金額は査定で確かめてください。

和光市の中古マンションの売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

用途地域

用途地域 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり 市の平均との差
工業地域 48件 5,450万円 78.1万円 +75%
商業地域 35件 5,200万円 78.7万円 +76%
第1種住居地域 314件 3,550万円 48.0万円 +7%
準工業地域 87件 3,200万円 47.1万円 +5%
準住居地域 36件 2,750万円 38.5万円 −14%
第1種中高層住居専用地域 285件 2,200万円 34.5万円 −23%

値段にほとんど影響していない条件

和光市では、建物の構造で1平方メートルあたりの値段はほとんど変わりませんでした。この条件を理由に値下げを持ちかけられたときは、根拠を聞いてください。この市の成約データでは差が出ていません。

売主

うちの土地だけが商業地域なんです。売りにくいということですか?

編集部

市で商業地域として成約したのは35件、全体の4%です。1平方メートルあたりは78.7万円でした。

市の平均を76%上回りました。住宅を探している人だけでなく、店舗や事務所を構えたい人も見に来るためです。買い手の層が広いぶん、住宅としての条件だけで金額が決まりません。

数が少ないぶん、住宅だけを扱っている会社に頼むと買い手の層をまるごと取りこぼします。事業用の土地を扱っている会社にも査定を出してください。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

和光市の中古マンションはリフォームしてから売ったほうが高いか?

和光市で成約した中古マンションのうち、改装済みで売られたものが187件、手を入れずに売られたものが200件ありました。1平方メートルあたりの値段は改装済みが47.7万円、未改装が43.2万円です。

状態件数成約価格の中央値専有1平方メートルあたり
改装済み 187件 3,100万円 47.7万円
未改装 200件 2,850万円 43.2万円
リフォーム工事を決める前に

改装済みのほうが1平方メートルあたり4.5万円高く出ています。 ただしこれは工事費を差し引く前の金額です。 かかる費用のほうが大きければ、手元に残る金額は減ります。 見積もりを取ったうえで、いまのままの査定額と並べて比べてください。

売主

リフォームしてから売ったほうが高く売れると言われたのですが、本当ですか?

編集部

この市では改装済みのほうが高く出ています。ただし工事費を回収できるかは別の話です。見積もりと査定額の両方を並べてから判断してください。

和光市で売れている中古マンションはどんな物件か?

買い手が実際に選んだ物件の姿です。 自分の物件がここから外れている場合、値段より先に、 買い手の数がそもそも少ないことを見込んでおく必要があります。

専有面積ごとの成約

専有面積 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり
90㎡以上 45件 4,500万円 47.8万円
70〜90㎡ 413件 3,600万円 48.6万円
50〜70㎡ 344件 2,400万円 40.0万円
30〜50㎡ 38件 815万円 18.1万円

間取りごとの成約

間取り 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり
4LDK 68件 4,500万円 52.1万円
2LDK+S 29件 3,800万円 54.3万円
3LDK+S 16件 3,600万円 47.3万円
3LDK 464件 3,400万円 46.7万円
2LDK 148件 2,200万円 38.7万円
2DK 20件 1,600万円 35.3万円
3DK 43件 1,300万円 24.4万円

和光市で中古マンションを売り出す前に用意しておくもの

和光市の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

管理費と修繕積立金の月額

買い手が住宅ローンの返済額と合わせて計算する金額です。毎月いくらかが分からないと、その場で判断できません。最初に伝えられるようにしてください。

大規模修繕がいつ行われたか、次はいつか

修繕の予定が近いと、積立金の値上げや一時金を気にされます。管理組合の総会議事録か、長期修繕計画の写しがあれば十分です。

管理組合の総会議事録(直近の1〜2年分)

滞納の状況や、建物で起きている問題が分かる書類です。買い手側の不動産会社は必ず取り寄せるので、先に手元で読んでおくと質問に答えられます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

和光市の関連ページ

和光市の周りの市区町村の中古マンション売却相場

周りの市区町村で実際に成約した価格の中央値です。同じような家でも、市区町村が変わるとこれだけ金額が違います。自分の家がいくらになるかを考えるときの目安にしてください。方角は役所の位置から見た向きです。

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
  • データ取得日:2026-09-01
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