和歌山県の中古マンション売却相場|市区町村別の成約価格一覧
和歌山県で2021年〜2025年に成約した中古マンションは1,012件、成約価格の中央値は900万円です。市区町村ごとの内訳を下にまとめています。
この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。
和歌山県の中古マンション売却相場一覧
和歌山県の中古マンションが全国47位、つまり最下位にいるのは、県内で分譲が建った時期に理由があります。橋本市と岩出市では1970年代から80年代にかけて宅地の造成が進み、大阪と和歌山市へ通う人のための住宅団地が次々に供給されました。その世代の建物が、いま一斉に中古市場へ出てきています。
数字にそのまま出ています。岩出市は430万円。築31年で単価6.8万円です。高野山への玄関口である橋本市も965万円で築31年です。どちらも建ってから30年を越え、当時入居した人がそのまま年を重ねました。買い替えて出ていく人はいても、入ってくる人が続かないという状態です。
和歌山市は1,200万円。5年で824件、県内の8割がここに集中します。築24年、65平方メートル、単価18.7万円。熊野古道の玄関にあたる田辺市や新宮市は、分譲マンションの売買が5年で30件に届かず、表には出てきません。県の市場は、実質的に和歌山市とその東隣だけで成り立っています。
県の中央値900万円は、一戸建ての980万円をわずかに下回ります。相場は下が750万円、上が1,100万円という幅で揺れ、2025年には上限の1,100万円に届いています。年200件ほどの市場ですから、この上げをそのまま受け取らないほうが安全です。築30年台では550万円、そこから先は280万円まで沈みます。岩出市や橋本市の物件はこの帯に入りつつあるので、値段を決める前に、同じ住宅団地で直近に何件売れたかを確かめてください。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 取引価格情報
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編集部和歌山県の一戸建ての売却相場を知りたい方はこちらをどうぞ。同じ市区町村でも、一戸建てと中古マンションでは値段の下がり方が違います。
一覧に載っていない市区町村について
この一覧には、2021年〜2025年の5年間で成約が30件に満たなかった市区町村を載せていません。 件数が少ないと、たまたま1件あった高い取引や安い取引だけで中央値が動いてしまい、 相場として読める数字にならないためです。
載っていないことと、その地域で家が売れないことは関係ありません。 国が公表している取引の件数が、統計として扱えるほど多くないというだけです。 人口の少ない市町村や離島では、実際に売買はあっても件数がこの水準に届きません。
自分の家がいくらになるかは、地域の取引件数が多いか少ないかに関係なく、 査定を受ければ分かります。相場が公表されていない地域ほど、 複数の会社に見てもらって金額を比べる意味があります。
このページの成約価格データについて
国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。
- 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
- 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
- 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
- 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
- データ取得日:2026-09-01