東京都立川市の中古マンション売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

東京都立川市で2021年〜2025年に成約した中古マンションは1,627件です。成約価格の中央値は2,500万円で、東京都内で集計対象になった48市区町村のうち40番目に高い水準です。中央的な物件像は専有面積60平方メートル・築24年です。

立川市の中古マンションの売却価格を左右するもの

立川市のなかでも、町名によって1平方メートルあたりの値段は4.90倍ひらきます。高いのは柴崎町の96.0万円、低いのは幸町の19.6万円です。

用途地域によっても金額は動きます。商業地域の物件は75.5万円で、市の平均を60%上回りました。

成約価格の中央値 2,500万円 2021年〜2025年
集計した取引 1,627 実際に成約した件数
築年数の中央値 24 成約時点の築年数
専有1平方メートルあたり 47.3万円 成約価格を専有面積で割ったもの

この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。

立川市の中古マンション売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 専有面積 専有1平方メートルあたり
新築〜築5年 124件 3,000万円 25㎡ 112.0万円
築5〜10年 235件 4,600万円 65㎡ 93.3万円
築10〜20年 280件 4,000万円 70㎡ 63.5万円
築20〜30年 352件 3,300万円 70㎡ 49.7万円
築30〜40年 288件 1,200万円 50㎡ 31.3万円
築40年以上 313件 950万円 45㎡ 21.8万円

この地域では、築年数が古い区分のほうが成約価格の中央値が高くなっています。 面積の列を見ると理由が分かります。古い物件のほうが土地や建物が広く、 建物ではなく土地や広さの分だけ金額が大きくなっているためです。 1平方メートルあたりの金額で比べると、築年数が古いほど下がっています。

立川市の中古マンションはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

500万円未満95件
500万〜1,000万円215件
1,000万〜1,500万円152件
1,500万〜2,000万円161件
2,000万〜2,500万円179件
2,500万〜3,000万円172件
3,000万〜4,000万円217件
4,000万〜5,000万円182件
5,000万〜7,000万円192件
7,000万円以上62件

真ん中の半数は1,300万円から4,100万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

立川市の中古マンション売却相場の推移(2021年〜2025年)

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2,4002021379件2,5002022292件2,3002023306件2,7002024281件2,4002025369件単位:万円

2021年の2,400万円から2025年は2,400万円になりました。増減は0.0%で、ほぼ横ばいです。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

立川市の中古マンションの売却相場は町名でいくら違うか?

成約が15件以上あった町名について、1平方メートルあたりの値段が高い順に並べたものです。 成約価格の中央値ではなく単価の順に並べているのは、 土地の広い町ほど総額が大きく出て、順位が入れ替わってしまうためです。

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町名 件数 成約価格の中央値 専有面積 専有1平方メートルあたり 市の平均との差
柴崎町 52件 3,200万円 35㎡ 96.0万円 +103%
曙町 275件 4,400万円 60㎡ 81.2万円 +72%
高松町 155件 3,400万円 60㎡ 73.3万円 +55%
錦町 442件 2,650万円 55㎡ 58.3万円 +23%
羽衣町 52件 3,700万円 65㎡ 56.9万円 +20%
栄町 19件 4,000万円 70㎡ 45.5万円 −4%
若葉町 18件 3,350万円 80㎡ 39.8万円 −16%
砂川町 64件 1,000万円 50㎡ 32.7万円 −31%
富士見町 213件 1,200万円 45㎡ 27.1万円 −43%
上砂町 93件 1,600万円 60㎡ 26.7万円 −44%
柏町 69件 1,300万円 50㎡ 26.0万円 −45%
一番町 106件 1,700万円 70㎡ 24.4万円 −48%
幸町 42件 980万円 50㎡ 19.6万円 −59%

栄町は成約価格では2番目に高いのに、1平方メートルあたりでは6番目です。土地が70㎡と広いぶん総額が大きく出ているだけで、単価が高いわけではありません。逆に柴崎町は成約価格では6番目ですが、単価では1番目に入ります。

売主

うちの町の数字を見ればいいんですか?

編集部

まずはそこからです。ただし同じ町でも、駅までの距離や土地の広さで変わります。この表は出発点として使って、実際の金額は査定で確かめてください。

立川市の中古マンションの売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

用途地域

用途地域 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり 市の平均との差
第1種住居地域 138件 3,700万円 52.9万円 +12%
商業地域 522件 3,200万円 75.5万円 +60%
近隣商業地域 95件 3,200万円 63.3万円 +34%
準工業地域 281件 2,800万円 44.2万円 −7%
第1種低層住居専用地域 28件 2,800万円 35.6万円 −25%
工業地域 160件 1,600万円 27.1万円 −43%
第1種中高層住居専用地域 309件 1,300万円 28.6万円 −40%

値段にほとんど影響していない条件

立川市では、建物の構造で1平方メートルあたりの値段はほとんど変わりませんでした。この条件を理由に値下げを持ちかけられたときは、根拠を聞いてください。この市の成約データでは差が出ていません。

売主

この辺りは商業地域が多いのですが、住宅として売れますか?

編集部

売れます。市で成約した32%が商業地域で、522件。1平方メートルあたりは75.5万円でした。

市の平均を60%上回りました。住宅を探している人だけでなく、店舗や事務所を構えたい人も見に来るためです。買い手の層が広いぶん、住宅としての条件だけで金額が決まりません。

この地域を探している買い手にとっては見慣れた条件です。用途地域を理由に値段を下げる話が出たら、同じ区域で実際にいくらで成約しているかを聞いてください。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

立川市の中古マンションはリフォームしてから売ったほうが高いか?

立川市で成約した中古マンションのうち、改装済みで売られたものが245件、手を入れずに売られたものが476件ありました。1平方メートルあたりの値段は改装済みが40.0万円、未改装が60.0万円です。

状態件数成約価格の中央値専有1平方メートルあたり
改装済み 245件 2,200万円 40.0万円
未改装 476件 2,400万円 60.0万円
リフォーム工事を決める前に
改装していない部屋と、同じ部屋を改装したあとの比較
左が手を入れていない部屋、右が同じ部屋を改装したものです。畳をフローリングに替え、壁とキッチンを入れ替えています。

改装済みのほうが高いとは言えない結果です。 リフォームにかけた費用が、そのまま成約価格に乗っているわけではありません。 工事はそのあとでも間に合います。いまのままの状態で何社かに査定を出してもらってください。 手を入れずに売ったほうが、手元に残る金額は多くなる可能性があります。

売主

リフォームしてから売ったほうが高く売れると言われたのですが、本当ですか?

編集部

立川市の成約データでは、そうとは言えません。改装済みと未改装で1平方メートルあたりの値段がほとんど変わらないからです。工事代を出したぶんだけ手取りが減ります。まずはいまの状態で査定を出してもらってから決めてください。

立川市で売れている中古マンションはどんな物件か?

買い手が実際に選んだ物件の姿です。 自分の物件がここから外れている場合、値段より先に、 買い手の数がそもそも少ないことを見込んでおく必要があります。

専有面積ごとの成約

専有面積 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり
90㎡以上 70件 4,900万円 48.3万円
70〜90㎡ 486件 4,200万円 56.1万円
50〜70㎡ 474件 2,500万円 41.7万円
30〜50㎡ 265件 1,100万円 26.7万円
30㎡未満 332件 2,000万円 95.0万円

間取りごとの成約

間取り 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり
4LDK 77件 4,200万円 50.0万円
2LDK+S 53件 4,000万円 53.8万円
3LDK 557件 3,700万円 51.8万円
1LDK+S 26件 3,600万円 62.7万円
1LDK 70件 2,700万円 63.6万円
2LDK 279件 2,600万円 45.0万円
1DK 42件 2,550万円 109.0万円
1K 249件 2,200万円 104.0万円
3DK 72件 910万円 18.5万円
2DK 70件 885万円 21.2万円
2K 16件 760万円 24.3万円
1R 69件 500万円 27.0万円

立川市で中古マンションを売り出す前に用意しておくもの

立川市の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

管理費と修繕積立金の月額

買い手が住宅ローンの返済額と合わせて計算する金額です。毎月いくらかが分からないと、その場で判断できません。最初に伝えられるようにしてください。

大規模修繕がいつ行われたか、次はいつか

修繕の予定が近いと、積立金の値上げや一時金を気にされます。管理組合の総会議事録か、長期修繕計画の写しがあれば十分です。

管理組合の総会議事録(直近の1〜2年分)

滞納の状況や、建物で起きている問題が分かる書類です。買い手側の不動産会社は必ず取り寄せるので、先に手元で読んでおくと質問に答えられます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

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立川市の周りの市区町村の中古マンション売却相場

周りの市区町村で実際に成約した価格の中央値です。同じような家でも、市区町村が変わるとこれだけ金額が違います。自分の家がいくらになるかを考えるときの目安にしてください。方角は役所の位置から見た向きです。

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
  • データ取得日:2026-09-01
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