静岡県の中古マンション売却相場|市区町村別の成約価格一覧
静岡県で2021年〜2025年に成約した中古マンションは6,374件、成約価格の中央値は1,500万円です。市区町村ごとの内訳を下にまとめています。
この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。
静岡県の中古マンション売却相場一覧
熱海温泉の熱海市では、5年間に1,445件の中古マンションが成約しました。浜松市中央区で動いた1,508件に次ぐ、県内2番目の多さです。それでいて値段は1,300万円。65平方メートルで築34年、単価21.7万円でした。よく売れているのに安いという組み合わせは、住むための部屋ではなく保養のための部屋が動いている市場を表しています。
同じ形が伊豆半島の東側に並びます。伊東市は650万円で成約197件、伊豆の国市は540万円、田方郡函南町は815万円。いずれも築30年を超えたリゾートマンションが中心です。この帯の物件は管理費と修繕積立金が住宅用より高く設定されていることが多く、買い手は月額を見て判断します。売り出す前に、いくらかかるかを一枚にまとめておくと話が進みます。
県内で最も高いのは駿東郡長泉町ですが、2,800万円に対して成約は63件どまりです。厚みがあるのは静岡市葵区の672件、静岡市駿河区の557件、沼津市の436件といった市街地のほうです。この帯は上が2,300万円、下が1,400万円です。
いちばん低いのは浜松市浜名区の300万円でした。浜名湖の北東にあたる区で、50平方メートル、築34年、成約147件、単価6.7万円。熱海市や伊東市と同じく、築30年台の小さい部屋が中心という点は共通しています。
県全体では1,500万円で、一戸建ての2,100万円より600万円低い位置です。築30年をまたぐ落ち方が急で、20年台の部屋なら1,700万円。それが30年台では800万円です。静岡県のマンションは、保養地と市街地という2つの市場が同じ表に並んでいます。自分の部屋がどちらなのかを決めてから、比べる相手を選んでください。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 取引価格情報
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| 市区町村 | 成約価格の中央値 | 件数 | 築年数の中央値 | 面積の中央値 | 1㎡あたり |
|---|---|---|---|---|---|
| 駿東郡長泉町 | 2,800万円 | 63件 | 築14年 | 75㎡ | 36.2万円 |
| 藤枝市 | 2,600万円 | 152件 | 築10年 | 75㎡ | 34.8万円 |
| 静岡市葵区 | 2,300万円 | 672件 | 築22年 | 70㎡ | 31.9万円 |
| 静岡市駿河区 | 2,200万円 | 557件 | 築23年 | 75㎡ | 30.0万円 |
| 掛川市 | 2,200万円 | 34件 | 築21年 | 70㎡ | 30.0万円 |
| 三島市 | 1,800万円 | 227件 | 築24年 | 70㎡ | 26.7万円 |
| 磐田市 | 1,800万円 | 68件 | 築22年 | 70㎡ | 25.7万円 |
| 静岡市清水区 | 1,600万円 | 291件 | 築24年 | 70㎡ | 21.4万円 |
| 富士市 | 1,500万円 | 282件 | 築22年 | 70㎡ | 20.5万円 |
| 浜松市中央区 | 1,400万円 | 1,508件 | 築27年 | 70㎡ | 20.0万円 |
| 沼津市 | 1,400万円 | 436件 | 築25年 | 70㎡ | 18.8万円 |
| 熱海市 | 1,300万円 | 1,445件 | 築34年 | 65㎡ | 21.7万円 |
| 焼津市 | 1,200万円 | 53件 | 築25年 | 70㎡ | 18.6万円 |
| 富士宮市 | 1,100万円 | 44件 | 築29年 | 70㎡ | 16.3万円 |
| 田方郡函南町 | 815万円 | 38件 | 築33年 | 78㎡ | 11.1万円 |
| 伊東市 | 650万円 | 197件 | 築33年 | 65㎡ | 10.5万円 |
| 伊豆の国市 | 540万円 | 33件 | 築32年 | 60㎡ | 8.3万円 |
| 浜松市浜名区 | 300万円 | 147件 | 築34年 | 50㎡ | 6.7万円 |
編集部静岡県の一戸建ての売却相場を知りたい方はこちらをどうぞ。同じ市区町村でも、一戸建てと中古マンションでは値段の下がり方が違います。
一覧に載っていない市区町村について
この一覧には、2021年〜2025年の5年間で成約が30件に満たなかった市区町村を載せていません。 件数が少ないと、たまたま1件あった高い取引や安い取引だけで中央値が動いてしまい、 相場として読める数字にならないためです。
載っていないことと、その地域で家が売れないことは関係ありません。 国が公表している取引の件数が、統計として扱えるほど多くないというだけです。 人口の少ない市町村や離島では、実際に売買はあっても件数がこの水準に届きません。
自分の家がいくらになるかは、地域の取引件数が多いか少ないかに関係なく、 査定を受ければ分かります。相場が公表されていない地域ほど、 複数の会社に見てもらって金額を比べる意味があります。
このページの成約価格データについて
国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。
- 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
- 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
- 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
- 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
- データ取得日:2026-09-01