長崎県の中古マンション売却相場|市区町村別の成約価格一覧
長崎県で2021年〜2025年に成約した中古マンションは1,345件、成約価格の中央値は2,000万円です。市区町村ごとの内訳を下にまとめています。
この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。
長崎県の中古マンション売却相場一覧
佐世保鎮守府が開庁したのは1889年です。それまで戸数の少ない漁村だった場所に海軍の拠点が作られ、市街地が一気に組み上がりました。碁盤目の街路と、海へ向かって段になった住宅地は、このときの都市計画がもとになっています。市街地はその後、1945年の空襲でほとんどを焼き、戦後の復興で街路が引き直されました。いまの佐世保市の中古マンションは1,800万円で、県内2番手です。九十九島の島影が見える高台にも住宅は広がりますが、マンションは駅と港に近い平地に集まります。
頭に立つのは長崎市の2,100万円。990件が動き、県内の7割を超えます。一戸建てでは長崎市が県内6番手にとどまるのに、マンションでは首位です。長崎市の一戸建てが背負う不利は、階段でしか上がれない住宅地にありました。マンションは平らな場所に建ちますから、その不利を負いません。同じ市の名前でも、一戸建てとマンションでは前提が違うということです。
3番手の諫早市は1,700万円。面積80平方メートルは県内3市で最も広く、単価は19.1万円と最も低くなります。長崎も佐世保も平らな土地が限られる市ですから、広い部屋を求めるなら諫早という選び方が成り立ちます。
県全体では2,000万円で全国14位。一戸建ては1,500万円で30位ですから、500万円と16ランクぶん上にあります。相場はこの5年で500万円積み上がりました。ただし築35年になれば1,000万円、さらに10年で615万円です。伸びているのは築浅の部屋で、その勢いは古い住戸には及びません。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 取引価格情報
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編集部長崎県の一戸建ての売却相場を知りたい方はこちらをどうぞ。同じ市区町村でも、一戸建てと中古マンションでは値段の下がり方が違います。
一覧に載っていない市区町村について
この一覧には、2021年〜2025年の5年間で成約が30件に満たなかった市区町村を載せていません。 件数が少ないと、たまたま1件あった高い取引や安い取引だけで中央値が動いてしまい、 相場として読める数字にならないためです。
載っていないことと、その地域で家が売れないことは関係ありません。 国が公表している取引の件数が、統計として扱えるほど多くないというだけです。 人口の少ない市町村や離島では、実際に売買はあっても件数がこの水準に届きません。
自分の家がいくらになるかは、地域の取引件数が多いか少ないかに関係なく、 査定を受ければ分かります。相場が公表されていない地域ほど、 複数の会社に見てもらって金額を比べる意味があります。
このページの成約価格データについて
国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。
- 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
- 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
- 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
- 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
- データ取得日:2026-09-01