京都府京都市上京区の中古マンション売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

京都府京都市上京区で2021年〜2025年に成約した中古マンションは1,133件です。成約価格の中央値は2,400万円で、京都府内で集計対象になった22市区町村のうち5番目に高い水準です。中央的な物件像は専有面積55平方メートル・築28年です。

京都市上京区の中古マンションの売却価格を左右するもの

京都市上京区のなかでも、町名によって1平方メートルあたりの値段は3.54倍ひらきます。高いのは室町学区の88.6万円、低いのは乾隆学区の25.0万円です。

もうひとつ、用途地域によっても売却価格は大きく変わります。第2種中高層住居専用地域の物件は1平方メートルあたり98.1万円で、区の平均を100%上回りました。

成約価格の中央値 2,400万円 2021年〜2025年
集計した取引 1,133 実際に成約した件数
築年数の中央値 28 成約時点の築年数
専有1平方メートルあたり 49.0万円 成約価格を専有面積で割ったもの

この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。

京都市上京区の中古マンション売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 専有面積 専有1平方メートルあたり
新築〜築5年 39件 6,700万円 65㎡ 95.7万円
築5〜10年 100件 5,650万円 70㎡ 88.0万円
築10〜20年 214件 3,200万円 50㎡ 64.0万円
築20〜30年 237件 3,200万円 65㎡ 54.3万円
築30〜40年 357件 830万円 25㎡ 33.3万円
築40年以上 169件 2,000万円 60㎡ 34.5万円

この地域では、築年数が古い区分のほうが成約価格の中央値が高くなっています。 面積の列を見ると理由が分かります。古い物件のほうが土地や建物が広く、 建物ではなく土地や広さの分だけ金額が大きくなっているためです。 1平方メートルあたりの金額で比べると、築年数が古いほど下がっています。

京都市上京区の中古マンションはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

500万円未満60件
500万〜1,000万円181件
1,000万〜1,500万円126件
1,500万〜2,000万円130件
2,000万〜2,500万円85件
2,500万〜3,000万円84件
3,000万〜4,000万円194件
4,000万〜5,000万円85件
5,000万〜7,000万円102件
7,000万円以上86件

真ん中の半数は1,200万円から3,900万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

京都市上京区の中古マンション売却相場の推移(2021年〜2025年)

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1,8002021199件2,3002022232件2,2002023237件2,5002024223件2,8002025242件単位:万円

2021年の1,800万円から2025年は2,800万円になりました。この5年で55.6%上がっています。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

京都市上京区の中古マンションの売却相場は町名でいくら違うか?

成約が15件以上あった町名について、1平方メートルあたりの値段が高い順に並べたものです。 成約価格の中央値ではなく単価の順に並べているのは、 土地の広い町ほど総額が大きく出て、順位が入れ替わってしまうためです。

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町名 件数 成約価格の中央値 専有面積 専有1平方メートルあたり 区の平均との差
室町学区 87件 5,900万円 65㎡ 88.6万円 +81%
春日学区 45件 5,700万円 75㎡ 81.2万円 +66%
滋野学区 54件 4,750万円 68㎡ 76.1万円 +55%
京極学区 55件 3,200万円 60㎡ 72.5万円 +48%
小川学区 92件 3,100万円 55㎡ 56.5万円 +15%
中立学区 109件 3,100万円 65㎡ 55.0万円 +12%
西陣学区 34件 1,900万円 25㎡ 52.3万円 +7%
桃薗学区 134件 1,800万円 40㎡ 52.0万円 +6%
出水学区 96件 2,650万円 60㎡ 51.3万円 +5%
仁和学区 78件 2,700万円 65㎡ 44.0万円 −10%
待賢学区 67件 1,900万円 45㎡ 43.3万円 −12%
成逸学区 20件 3,000万円 70㎡ 43.2万円 −12%
嘉楽学区 180件 1,600万円 50㎡ 36.3万円 −26%
聚楽学区 34件 685万円 20㎡ 34.9万円 −29%
翔鸞学区 16件 1,115万円 22㎡ 34.8万円 −29%
乾隆学区 19件 490万円 20㎡ 25.0万円 −49%

成逸学区は成約価格では7番目に高いのに、1平方メートルあたりでは12番目です。土地が70㎡と広いぶん総額が大きく出ているだけで、単価が高いわけではありません。逆に桃薗学区は成約価格では12番目ですが、単価では8番目に入ります。

売主

うちの町の数字を見ればいいんですか?

編集部

まずはそこからです。ただし同じ町でも、駅までの距離や土地の広さで変わります。この表は出発点として使って、実際の金額は査定で確かめてください。

京都市上京区の中古マンションの売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

用途地域

用途地域 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり 区の平均との差
第2種中高層住居専用地域 48件 7,150万円 98.1万円 +100%
第2種住居地域 108件 5,100万円 77.2万円 +58%
近隣商業地域 29件 2,800万円 53.3万円 +9%
商業地域 648件 2,200万円 47.3万円 −4%
第1種住居地域 62件 2,000万円 55.7万円 +14%
準工業地域 144件 1,500万円 33.9万円 −31%

建物の構造

建物の構造 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり 区の平均との差
RC 762件 2,900万円 55.6万円 +14%
SRC 328件 1,900万円 38.5万円 −21%
鉄骨造 19件 770万円 32.0万円 −35%
売主

うちは第2種中高層住居専用地域です。売るときに有利なんですか?

編集部

区では有利に出ています。48件の中央値が1平方メートルあたり98.1万円で、平均を100%上回りました。建てられる建物が住宅に絞られるぶん、静かな環境が保たれます。そこを求めて探している買い手がいる、ということです。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

京都市上京区の中古マンションはリフォームしてから売ったほうが高いか?

京都市上京区で成約した中古マンションのうち、改装済みで売られたものが165件、手を入れずに売られたものが269件ありました。1平方メートルあたりの値段は改装済みが51.7万円、未改装が53.3万円です。

状態件数成約価格の中央値専有1平方メートルあたり
改装済み 165件 2,600万円 51.7万円
未改装 269件 1,900万円 53.3万円
リフォーム工事を決める前に

改装済みのほうが高いとは言えない結果です。 リフォームにかけた費用が、そのまま成約価格に乗っているわけではありません。 工事はそのあとでも間に合います。いまのままの状態で何社かに査定を出してもらってください。 手を入れずに売ったほうが、手元に残る金額は多くなる可能性があります。

売主

リフォームしてから売ったほうが高く売れると言われたのですが、本当ですか?

編集部

京都市上京区の成約データでは、そうとは言えません。改装済みと未改装で1平方メートルあたりの値段がほとんど変わらないからです。工事代を出したぶんだけ手取りが減ります。まずはいまの状態で査定を出してもらってから決めてください。

京都市上京区で売れている中古マンションはどんな物件か?

買い手が実際に選んだ物件の姿です。 自分の物件がここから外れている場合、値段より先に、 買い手の数がそもそも少ないことを見込んでおく必要があります。

専有面積ごとの成約

専有面積 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり
90㎡以上 53件 1億1,000万円 94.3万円
70〜90㎡ 277件 4,100万円 55.0万円
50〜70㎡ 337件 3,000万円 49.2万円
30〜50㎡ 121件 1,500万円 43.3万円
30㎡未満 345件 760万円 37.5万円

間取りごとの成約

間取り 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり
4LDK 23件 4,400万円 52.0万円
3LDK 287件 3,900万円 56.5万円
2LDK+S 29件 3,700万円 49.1万円
2LDK 217件 3,400万円 54.5万円
1LDK 69件 3,000万円 62.0万円
2DK 28件 1,900万円 40.9万円
1DK 31件 1,200万円 43.3万円
1K 317件 930万円 43.3万円
1R 49件 680万円 29.0万円

京都市上京区で中古マンションを売り出す前に用意しておくもの

京都市上京区の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

管理費と修繕積立金の月額

買い手が住宅ローンの返済額と合わせて計算する金額です。毎月いくらかが分からないと、その場で判断できません。最初に伝えられるようにしてください。

大規模修繕がいつ行われたか、次はいつか

修繕の予定が近いと、積立金の値上げや一時金を気にされます。管理組合の総会議事録か、長期修繕計画の写しがあれば十分です。

管理組合の総会議事録(直近の1〜2年分)

滞納の状況や、建物で起きている問題が分かる書類です。買い手側の不動産会社は必ず取り寄せるので、先に手元で読んでおくと質問に答えられます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

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周りの市区町村で実際に成約した価格の中央値です。同じような家でも、市区町村が変わるとこれだけ金額が違います。自分の家がいくらになるかを考えるときの目安にしてください。方角は役所の位置から見た向きです。

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
  • データ取得日:2026-09-01
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