東京都西東京市の一戸建て売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

東京都西東京市で2021年〜2025年に成約した一戸建ては1,626件です。成約価格の中央値は4,800万円で、東京都内で集計対象になった53市区町村のうち30番目に高い水準です。中央的な物件像は土地面積110平方メートル・築4年です。

西東京市の一戸建ての売却価格を左右するもの

町名で分けると、西東京市の1平方メートルあたりの値段は33.3万円(北原町)から58.2万円(ひばりが丘北)まで散らばります。1.75倍の開きです。

前面道路の幅も売却価格を左右します。4m未満だと31.1万円。市の平均を32%下回りました。

成約価格の中央値 4,800万円 2021年〜2025年
集計した取引 1,626 実際に成約した件数
築年数の中央値 4 成約時点の築年数
土地1平方メートルあたり 45.8万円 建物の価格を含んだ金額を土地面積で割ったもの

この金額は、土地と建物を合わせた価格です。建物だけの値段ではありません。一戸建てを敷地ごと売買したときの総額を集計しています。更地や土地だけの取引は、性質が違うため含めていません。

西東京市の一戸建て売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 土地面積 延床面積 土地1平方メートルあたり
新築〜築5年 740件 5,400万円 110㎡ 90㎡ 51.8万円
築5〜10年 109件 4,900万円 110㎡ 95㎡ 46.2万円
築10〜20年 168件 4,500万円 110㎡ 95㎡ 42.8万円
築20〜30年 192件 3,900万円 105㎡ 95㎡ 34.8万円
築30〜40年 133件 3,200万円 105㎡ 105㎡ 30.0万円
築40年以上 137件 2,200万円 100㎡ 75㎡ 22.7万円

西東京市の一戸建てはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

500万円未満5件
500万〜1,000万円25件
1,000万〜1,500万円36件
1,500万〜2,000万円39件
2,000万〜2,500万円65件
2,500万〜3,000万円51件
3,000万〜4,000万円203件
4,000万〜5,000万円459件
5,000万〜7,000万円561件
7,000万円以上182件

真ん中の半数は3,900万円から5,800万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

西東京市の一戸建て売却相場の推移(2021年〜2025年)

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4,4002021354件4,8002022279件4,8502023250件4,9002024281件5,2002025462件単位:万円

2021年の4,400万円から2025年は5,200万円になりました。この5年で18.2%上がっています。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

西東京市の一戸建ての売却相場は町名でいくら違うか?

成約が15件以上あった町名について、1平方メートルあたりの値段が高い順に並べたものです。 成約価格の中央値ではなく単価の順に並べているのは、 土地の広い町ほど総額が大きく出て、順位が入れ替わってしまうためです。

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町名 件数 成約価格の中央値 土地面積 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
ひばりが丘北 55件 5,500万円 110㎡ 58.2万円 +27%
富士町 107件 5,200万円 100㎡ 56.5万円 +23%
谷戸町 70件 5,700万円 115㎡ 51.9万円 +13%
東町 55件 5,400万円 105㎡ 50.6万円 +11%
東伏見 36件 4,700万円 100㎡ 49.9万円 +9%
新町 94件 5,300万円 110㎡ 49.8万円 +9%
下保谷 61件 5,500万円 100㎡ 49.6万円 +8%
田無町 54件 5,000万円 102㎡ 49.5万円 +8%
南町 89件 5,000万円 105㎡ 48.7万円 +6%
柳沢 51件 4,200万円 100㎡ 46.9万円 +2%
栄町 38件 5,150万円 115㎡ 46.7万円 +2%
保谷町 101件 4,600万円 100㎡ 46.3万円 +1%
向台町 130件 5,050万円 110㎡ 45.7万円 ±0%
中町 80件 4,600万円 100㎡ 45.0万円 −2%
住吉町 87件 4,600万円 110㎡ 44.5万円 −3%
ひばりが丘 33件 5,300万円 105㎡ 44.2万円 −4%
芝久保町 196件 4,800万円 110㎡ 44.0万円 −4%
緑町 37件 4,900万円 105㎡ 42.6万円 −7%
泉町 103件 4,300万円 110㎡ 40.9万円 −11%
北町 65件 4,400万円 105㎡ 40.9万円 −11%
西原町 52件 4,200万円 108㎡ 39.6万円 −14%
北原町 32件 3,250万円 92㎡ 33.3万円 −27%

緑町は成約価格では12番目に高いのに、1平方メートルあたりでは18番目です。土地が105㎡と広いぶん総額が大きく出ているだけで、単価が高いわけではありません。逆に柳沢は成約価格では20番目ですが、単価では10番目に入ります。

売主

うちの町の数字を見ればいいんですか?

編集部

まずはそこからです。ただし同じ町でも、駅までの距離や土地の広さで変わります。この表は出発点として使って、実際の金額は査定で確かめてください。

西東京市の一戸建ての売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

前面道路の幅

幅の狭い道路に面した住宅と、広い道路に面した住宅の比較
左は車が入れない幅の道に面した住宅です。建て替えのときに資材を運び込めず、日々の駐車もできません。右は同じ住宅地でも、車がすれ違える道に面しています。
前面道路の幅 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
6.5m以上 126件 5,000万円 51.3万円 +12%
5〜6m 561件 5,200万円 47.3万円 +3%
4m台 740件 4,600万円 44.2万円 −4%
4m未満 60件 3,700万円 31.1万円 −32%

建ぺい率

建ぺい率 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
40% 747件 4,800万円 42.7万円 −7%
50% 519件 4,900万円 49.1万円 +7%
60% 275件 4,700万円 50.0万円 +9%
80% 50件 6,000万円 57.3万円 +25%

用途地域

用途地域 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
近隣商業地域 48件 5,650万円 57.3万円 +25%
第1種中高層住居専用地域 178件 4,850万円 49.3万円 +8%
第1種住居地域 58件 4,850万円 47.5万円 +4%
第1種低層住居専用地域 1,170件 4,800万円 44.8万円 −2%
第2種中高層住居専用地域 53件 4,700万円 50.6万円 +11%
準住居地域 32件 4,550万円 53.3万円 +16%
準工業地域 45件 4,300万円 49.2万円 +7%

値段にほとんど影響していない条件

西東京市では、前面道路の方位、前面道路の種類、土地の形で1平方メートルあたりの値段はほとんど変わりませんでした。この条件を理由に値下げを持ちかけられたときは、根拠を聞いてください。この市の成約データでは差が出ていません。

売主

前の道が4メートルないのですが、値段にどれくらい響きますか?

編集部

該当する成約は60件で、1平方メートルあたり31.1万円。市の平均を32%下回りました。建て替えのときに資材を運び込めず、車も置けないためです。すでに道路の後退が済んでいるなら、その記録を出せると印象が変わります。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

西東京市の一戸建ては解体して土地で売ったほうが高いか?

西東京市で成約した一戸建ての1平方メートルあたりの値段は45.8万円です。同じ市で土地だけが売買された取引(357件)は32.3万円。建物を取り壊すと、1平方メートルあたりの水準は70%まで下がります。

家の解体を決める前に
建物を取り壊した跡地と、隣に建つ住宅
建物を取り壊すと、この状態で買い手を探すことになります。

解体には費用がかかります。そのうえで単価が30%落ちるなら、 費用をかけて価値を下げていることになります。 西東京市では、古い家でも建物を残したまま売り出したほうが、 手元に残る金額は多くなりやすいと言えます。

売主

不動産会社に「古いので解体して更地にしましょう」と言われました…。

編集部

西東京市の数字では、その提案は損になる可能性があります。解体費用を出したうえで単価が30%落ちるからです。解体はそのあとでも間に合います。いまのままの状態で何社かに査定を出してもらってください。

西東京市で売れている一戸建てはどんな物件か?

買い手が実際に選んだ物件の姿です。 自分の物件がここから外れている場合、値段より先に、 買い手の数がそもそも少ないことを見込んでおく必要があります。

土地面積ごとの成約

土地面積 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり
230㎡以上 53件 1億2,000万円 29.6万円
165〜230㎡ 70件 5,850万円 31.5万円
120〜165㎡ 323件 5,300万円 41.3万円
80〜120㎡ 924件 4,800万円 48.2万円
80㎡未満 256件 3,350万円 51.0万円

建物の構造ごとの成約

建物の構造 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり
RC 26件 1億7,000万円 32.7万円
軽量鉄骨造 42件 5,650万円 39.5万円
鉄骨造 24件 5,550万円 46.9万円
木造 1,445件 4,800万円 46.4万円

西東京市で一戸建てを売り出す前に用意しておくもの

西東京市の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

私道の持分と、通行・掘削の承諾書

西東京市で成約した一戸建てのうち43%が私道に面していました。私道は持分の有無と、水道管の工事で道路を掘る許可が取れるかどうかが必ず確認されます。書類が無いと引き渡しの直前で止まります。

道路の後退(セットバック)が済んでいるかどうか

前面道路が4メートルに満たない物件が4%ありました。この場合は建て替えのときに敷地を後退させる必要があり、実際に使える面積が図面より狭くなります。すでに後退済みなら、その記録を用意してください。

実測図と、境界の確定書類

整形でない土地が39%を占めます。形が整っていない土地ほど、登記簿の面積と実際の面積がずれやすくなります。境界が確定していないと、買い手は値引きの材料にします。

建築確認済証と検査済証

いつ建てられ、法律どおりに検査を受けた建物かを示す書類です。見つからない場合は、市区町村の窓口で台帳記載事項証明書を取れます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

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このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:土地と建物を合わせた価格(国土交通省の区分「宅地(土地と建物)」)。土地だけの取引は除外
  • データ取得日:2026-09-01
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