宮崎県えびの市の一戸建て売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

宮崎県えびの市で2021年〜2025年に成約した一戸建ては72件です。成約価格の中央値は370万円で、宮崎県内で集計対象になった17市区町村のうち16番目に高い水準です。中央的な物件像は土地面積435平方メートル・築38年です。

えびの市の一戸建ての売却価格を左右するもの

えびの市で成約が多かったのは大字原田の23件、大字向江の11件、大字上江の7件です。ただしどの町も件数が少なく、町ごとの相場として出せる水準ではありません。下の条件別の表で自分の物件に近いものを探してください。

土地の形も売却価格を左右します。整形地だと1.4万円。市の平均を100%上回りました。

成約価格の中央値 370万円 2021年〜2025年
集計した取引 72 実際に成約した件数
築年数の中央値 38 成約時点の築年数
土地1平方メートルあたり 0.7万円 建物の価格を含んだ金額を土地面積で割ったもの

この金額は、土地と建物を合わせた価格です。建物だけの値段ではありません。一戸建てを敷地ごと売買したときの総額を集計しています。更地や土地だけの取引は、性質が違うため含めていません。

えびの市の一戸建て売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 土地面積 延床面積 土地1平方メートルあたり
築20〜30年 11件 400万円 650㎡ 95㎡ 1.1万円
築30〜40年 14件 335万円 340㎡ 120㎡ 0.7万円
築40年以上 26件 250万円 480㎡ 122㎡ 0.3万円

えびの市の一戸建てはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

500万円未満47件
500万〜1,000万円16件
1,000万〜1,500万円3件
1,500万〜2,000万円1件
2,000万〜2,500万円5件

真ん中の半数は200万円から600万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

えびの市の一戸建て売却相場の推移(2021年〜2025年)

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375202116件400202215件245202310件410202410件300202521件単位:万円

2021年の375万円から2025年は300万円になりました。この5年で20.0%下がっています。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

えびの市の一戸建ての売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

土地の形

旗竿地の住宅と、道路に正面が向いた整形地の住宅の比較
左が旗竿地です。道路に接しているのは車1台がやっと通る幅だけで、家はその奥に建っています。右は同じ通りの整形地で、家の正面がまるごと道路に向いています。
土地の形 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
整形地 34件 490万円 1.4万円 +100%
不整形地 38件 325万円 0.4万円 −43%

建ぺい率

建ぺい率 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
60% 29件 420万円 1.0万円 +43%
70% 25件 300万円 0.6万円 −14%

用途地域と都市計画の区分

区分 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
第1種住居地域 17件 400万円 0.8万円 +14%
市街化区域及び市街化調整区域外の都市計画区域 27件 300万円 0.6万円 −14%

値段にほとんど影響していない条件

えびの市では、前面道路の幅で1平方メートルあたりの値段はほとんど変わりませんでした。この条件を理由に値下げを持ちかけられたときは、根拠を聞いてください。この市の成約データでは差が出ていません。

売主

うちの土地は四角い形です。それは値段に出ますか?

編集部

市では出ています。整形地として成約した34件の中央値は1.4万円で、平均を100%上回りました。買い手が建て替えたときの姿を描きやすく、形を理由にした値引きも出てきません。実測図と境界の確定書類をそろえておけば、この強みをそのまま出せます。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

えびの市の一戸建ては解体して土地で売ったほうが高いか?

えびの市で成約した一戸建ての1平方メートルあたりの値段は0.7万円です。同じ市で土地だけが売買された取引(48件)は0.5万円。建物を取り壊すと、1平方メートルあたりの水準は62%まで下がります。

家の解体を決める前に
建物を取り壊した跡地と、隣に建つ住宅
建物を取り壊すと、この状態で買い手を探すことになります。

解体には費用がかかります。そのうえで単価が38%落ちるなら、 費用をかけて価値を下げていることになります。 えびの市では、古い家でも建物を残したまま売り出したほうが、 手元に残る金額は多くなりやすいと言えます。

売主

不動産会社に「古いので解体して更地にしましょう」と言われました…。

編集部

えびの市の数字では、その提案は損になる可能性があります。解体費用を出したうえで単価が38%落ちるからです。解体はそのあとでも間に合います。いまのままの状態で何社かに査定を出してもらってください。

えびの市で一戸建てを売り出す前に用意しておくもの

えびの市の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

実測図と、境界の確定書類

整形でない土地が53%を占めます。形が整っていない土地ほど、登記簿の面積と実際の面積がずれやすくなります。境界が確定していないと、買い手は値引きの材料にします。

建築確認済証と検査済証

いつ建てられ、法律どおりに検査を受けた建物かを示す書類です。見つからない場合は、市区町村の窓口で台帳記載事項証明書を取れます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

えびの市の関連ページ

えびの市の周りの市区町村の一戸建て売却相場

周りの市区町村で実際に成約した価格の中央値です。同じような家でも、市区町村が変わるとこれだけ金額が違います。自分の家がいくらになるかを考えるときの目安にしてください。方角は役所の位置から見た向きです。

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:土地と建物を合わせた価格(国土交通省の区分「宅地(土地と建物)」)。土地だけの取引は除外
  • データ取得日:2026-09-01
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