岩手県の一戸建て売却相場|市区町村別の成約価格一覧
岩手県で2021年〜2025年に成約した一戸建ては4,884件、成約価格の中央値は1,400万円です。市区町村ごとの内訳を下にまとめています。
この金額は、土地と建物を合わせた価格です。建物だけの値段ではありません。一戸建てを敷地ごと売買したときの総額を集計しています。更地や土地だけの取引は、性質が違うため含めていません。
岩手県の一戸建て売却相場一覧
岩手県で家を売るとき、盛岡市の2,000万円を目安にすると見誤ります。1位は盛岡市ではなく、紫波郡矢巾町の2,600万円です。盛岡市より600万円高く付いています。
矢巾町では平成23年度から駅前地区の区画整理事業が進み、平成30年度に完了しました。東北自動車道の矢巾スマートインターチェンジが開通し、令和元年9月には岩手医科大学附属病院が盛岡市から移ってきています。町の中身がこの10年ほどで入れ替わりました。
5位の紫波郡紫波町1,800万円も、盛岡市の南隣にあります。この町は紫波中央駅前の町有地10.7ヘクタールを使ったオガールプロジェクトで知られ、国の補助金に頼らない公民連携の例として全国から視察が来る場所です。年間80万人が訪れます。3位の胆沢郡金ケ崎町1,900万円にはトヨタ自動車東日本の岩手工場があり、4位の北上市1,800万円も工業団地を抱える市です。上位に並ぶのは、市ではなく町のほうでした。下位は内陸北部と沿岸です。18位の八幡平市450万円は570平方メートルという広さで、単価は0.8万円。17位の岩手郡雫石町620万円、16位の遠野市625万円と続きます。遠野物語の舞台として知られる遠野市が、300平方メートルの敷地に築42年の家で625万円です。
県の中央値は1,400万円、築31年。上位の町と下位の市町で6倍近く開きます。岩手県は北海道に次いで面積が広い県ですから、県内の平均で自分の家を測るのは、はじめから無理があります。
出典:紫波町「オガールプロジェクト」/矢巾町「人口・面積」/国土交通省 不動産情報ライブラリ 取引価格情報
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| 市区町村 | 成約価格の中央値 | 件数 | 築年数の中央値 | 面積の中央値 | 1㎡あたり |
|---|---|---|---|---|---|
| 紫波郡矢巾町 | 2,600万円 | 125件 | 築25年 | 220㎡ | 8.0万円 |
| 盛岡市 | 2,000万円 | 1,628件 | 築31年 | 210㎡ | 7.6万円 |
| 胆沢郡金ケ崎町 | 1,900万円 | 47件 | 築24年 | 270㎡ | 4.9万円 |
| 北上市 | 1,800万円 | 381件 | 築27年 | 250㎡ | 5.4万円 |
| 紫波郡紫波町 | 1,800万円 | 139件 | 築23年 | 220㎡ | 7.7万円 |
| 滝沢市 | 1,500万円 | 281件 | 築30年 | 220㎡ | 5.9万円 |
| 花巻市 | 1,200万円 | 398件 | 築31年 | 270㎡ | 3.0万円 |
| 一関市 | 1,100万円 | 351件 | 築31年 | 320㎡ | 2.8万円 |
| 宮古市 | 995万円 | 128件 | 築33年 | 270㎡ | 3.6万円 |
| 奥州市 | 960万円 | 508件 | 築32年 | 280㎡ | 2.4万円 |
| 陸前高田市 | 900万円 | 31件 | 築14年 | 310㎡ | 2.3万円 |
| 大船渡市 | 860万円 | 89件 | 築29年 | 330㎡ | 2.6万円 |
| 釜石市 | 710万円 | 100件 | 築40年 | 240㎡ | 2.8万円 |
| 久慈市 | 690万円 | 124件 | 築39年 | 290㎡ | 1.9万円 |
| 二戸市 | 675万円 | 76件 | 築37年 | 340㎡ | 1.4万円 |
| 遠野市 | 625万円 | 96件 | 築42年 | 300㎡ | 1.7万円 |
| 岩手郡雫石町 | 620万円 | 44件 | 築34年 | 368㎡ | 1.3万円 |
| 八幡平市 | 450万円 | 100件 | 築35年 | 570㎡ | 0.8万円 |
編集部岩手県の中古マンションの売却相場を知りたい方はこちらをどうぞ。同じ市区町村でも、一戸建てと中古マンションでは値段の下がり方が違います。
一覧に載っていない市区町村について
この一覧には、2021年〜2025年の5年間で成約が30件に満たなかった市区町村を載せていません。 件数が少ないと、たまたま1件あった高い取引や安い取引だけで中央値が動いてしまい、 相場として読める数字にならないためです。
載っていないことと、その地域で家が売れないことは関係ありません。 国が公表している取引の件数が、統計として扱えるほど多くないというだけです。 人口の少ない市町村や離島では、実際に売買はあっても件数がこの水準に届きません。
自分の家がいくらになるかは、地域の取引件数が多いか少ないかに関係なく、 査定を受ければ分かります。相場が公表されていない地域ほど、 複数の会社に見てもらって金額を比べる意味があります。
このページの成約価格データについて
国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。
- 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
- 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
- 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
- 金額の範囲:土地と建物を合わせた価格(国土交通省の区分「宅地(土地と建物)」)。土地だけの取引は除外
- データ取得日:2026-09-01