千葉県千葉市中央区の一戸建て売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

千葉県千葉市中央区で2021年〜2025年に成約した一戸建ては1,565件です。成約価格の中央値は3,400万円で、千葉県内で集計対象になった57市区町村のうち7番目に高い水準です。中央的な物件像は土地面積140平方メートル・築14年です。

千葉市中央区の一戸建ての売却価格を左右するもの

千葉市中央区のなかでも、町名によって1平方メートルあたりの値段は5.32倍ひらきます。高いのは長洲の61.2万円、低いのは大巌寺町の11.5万円です。

もうひとつ、用途地域によっても売却価格は大きく変わります。商業地域の物件は1平方メートルあたり76.9万円で、区の平均の3.5倍でした。

成約価格の中央値 3,400万円 2021年〜2025年
集計した取引 1,565 実際に成約した件数
築年数の中央値 14 成約時点の築年数
土地1平方メートルあたり 22.1万円 建物の価格を含んだ金額を土地面積で割ったもの

この金額は、土地と建物を合わせた価格です。建物だけの値段ではありません。一戸建てを敷地ごと売買したときの総額を集計しています。更地や土地だけの取引は、性質が違うため含めていません。

千葉市中央区の一戸建て売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 土地面積 延床面積 土地1平方メートルあたり
新築〜築5年 580件 3,800万円 135㎡ 105㎡ 28.9万円
築5〜10年 84件 3,950万円 148㎡ 110㎡ 29.1万円
築10〜20年 174件 3,000万円 140㎡ 110㎡ 21.6万円
築20〜30年 217件 2,800万円 160㎡ 115㎡ 17.3万円
築30〜40年 197件 3,300万円 185㎡ 148㎡ 15.7万円
築40年以上 240件 1,400万円 155㎡ 95㎡ 9.1万円

この地域では、築年数が古い区分のほうが成約価格の中央値が高くなっています。 面積の列を見ると理由が分かります。古い物件のほうが土地や建物が広く、 建物ではなく土地や広さの分だけ金額が大きくなっているためです。 1平方メートルあたりの金額で比べると、築年数が古いほど下がっています。

千葉市中央区の一戸建てはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

500万円未満61件
500万〜1,000万円87件
1,000万〜1,500万円67件
1,500万〜2,000万円79件
2,000万〜2,500万円119件
2,500万〜3,000万円174件
3,000万〜4,000万円406件
4,000万〜5,000万円233件
5,000万〜7,000万円118件
7,000万円以上221件

真ん中の半数は2,400万円から4,600万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

千葉市中央区の一戸建て売却相場の推移(2021年〜2025年)

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3,2002021271件3,4002022288件3,4002023331件3,7002024281件3,4002025394件単位:万円

2021年の3,200万円から2025年は3,400万円になりました。この5年で6.3%上がっています。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

千葉市中央区の一戸建ての売却相場は町名でいくら違うか?

成約が15件以上あった町名について、1平方メートルあたりの値段が高い順に並べたものです。 成約価格の中央値ではなく単価の順に並べているのは、 土地の広い町ほど総額が大きく出て、順位が入れ替わってしまうためです。

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町名 件数 成約価格の中央値 土地面積 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
長洲 17件 7,500万円 135㎡ 61.2万円 +177%
松波 30件 5,850万円 120㎡ 49.2万円 +123%
登戸 45件 5,300万円 130㎡ 49.0万円 +122%
弁天 34件 4,800万円 152㎡ 41.1万円 +86%
宮崎 16件 5,750万円 110㎡ 39.5万円 +79%
椿森 55件 4,200万円 125㎡ 33.6万円 +52%
寒川町 31件 4,000万円 125㎡ 32.0万円 +45%
南町 16件 9,000万円 185㎡ 31.4万円 +42%
祐光 25件 3,800万円 130㎡ 30.0万円 +36%
末広 43件 4,300万円 140㎡ 28.8万円 +30%
道場南 28件 3,600万円 118㎡ 27.3万円 +24%
葛城 42件 3,500万円 130㎡ 26.0万円 +18%
東千葉 21件 3,300万円 150㎡ 25.2万円 +14%
青葉町 16件 5,000万円 205㎡ 25.0万円 +13%
千葉寺町 36件 4,550万円 170㎡ 23.9万円 +8%
花輪町 26件 3,350万円 140㎡ 23.6万円 +7%
蘇我 68件 3,450万円 138㎡ 22.5万円 +2%
宮崎町 52件 3,550万円 140㎡ 22.3万円 +1%
白旗 25件 2,500万円 135㎡ 19.4万円 −12%
都町 63件 3,000万円 150㎡ 19.3万円 −13%
矢作町 64件 2,950万円 135㎡ 19.2万円 −13%
今井町 19件 3,400万円 200㎡ 18.6万円 −16%
南生実町 54件 2,900万円 168㎡ 18.5万円 −16%
生実町 92件 2,800万円 150㎡ 17.9万円 −19%
浜野町 47件 2,700万円 140㎡ 16.8万円 −24%
村田町 41件 3,200万円 145㎡ 16.5万円 −25%
星久喜町 69件 2,600万円 165㎡ 16.4万円 −26%
大森町 62件 2,650万円 135㎡ 15.8万円 −29%
川戸町 46件 2,550万円 165㎡ 15.7万円 −29%
松ケ丘町 30件 2,850万円 140㎡ 15.3万円 −31%
仁戸名町 80件 2,300万円 140㎡ 15.2万円 −31%
大巌寺町 29件 1,400万円 125㎡ 11.5万円 −48%

青葉町は成約価格では6番目に高いのに、1平方メートルあたりでは14番目です。土地が205㎡と広いぶん総額が大きく出ているだけで、単価が高いわけではありません。逆に白旗は成約価格では30番目ですが、単価では19番目に入ります。

売主

うちの町の数字を見ればいいんですか?

編集部

まずはそこからです。ただし同じ町でも、駅までの距離や土地の広さで変わります。この表は出発点として使って、実際の金額は査定で確かめてください。

千葉市中央区の一戸建ての売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

用途地域と都市計画の区分

区分 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
商業地域 63件 1億5,000万円 76.9万円 +248%
近隣商業地域 105件 5,500万円 41.0万円 +86%
第2種住居地域 94件 4,150万円 25.5万円 +15%
第1種中高層住居専用地域 338件 3,600万円 25.4万円 +15%
第1種住居地域 512件 3,400万円 22.5万円 +2%
市街化調整区域 20件 3,300万円 18.6万円 −16%
第2種中高層住居専用地域 46件 3,100万円 22.1万円 ±0%
第1種低層住居専用地域 367件 2,700万円 16.7万円 −24%

建ぺい率

建ぺい率 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
50% 184件 2,700万円 17.2万円 −22%
60% 1,184件 3,400万円 21.8万円 −1%
70% 15件 4,000万円 29.1万円 +32%
80% 168件 7,550万円 49.5万円 +124%

前面道路の幅

幅の狭い道路に面した住宅と、広い道路に面した住宅の比較
左は車が入れない幅の道に面した住宅です。建て替えのときに資材を運び込めず、日々の駐車もできません。右は同じ住宅地でも、車がすれ違える道に面しています。
前面道路の幅 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
6.5m以上 348件 4,500万円 29.0万円 +31%
5〜6m 547件 3,400万円 21.3万円 −4%
4m台 389件 3,100万円 20.7万円 −6%
4m未満 169件 3,000万円 20.0万円 −10%

前面道路の方位

前面道路の方位 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
191件 3,700万円 24.4万円 +10%
169件 3,300万円 20.0万円 −10%
西 186件 3,300万円 21.4万円 −3%
191件 3,500万円 20.7万円 −6%

土地の形

土地の形 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
整形地 691件 3,600万円 24.1万円 +9%
不整形地 410件 3,500万円 20.0万円 −10%

前面道路の種類

前面道路の種類 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
公道 1,210件 3,600万円 23.3万円 +5%
私道 208件 2,850万円 19.5万円 −12%
売主

うちの土地だけが商業地域なんです。売りにくいということですか?

編集部

区で商業地域として成約したのは63件、全体の4%です。1平方メートルあたりは76.9万円でした。

区の平均の3.5倍でした。住宅を探している人だけでなく、店舗や事務所を構えたい人も見に来るためです。買い手の層が広いぶん、住宅としての条件だけで金額が決まりません。

数が少ないぶん、住宅だけを扱っている会社に頼むと買い手の層をまるごと取りこぼします。事業用の土地を扱っている会社にも査定を出してください。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

千葉市中央区の一戸建ては解体して土地で売ったほうが高いか?

千葉市中央区で成約した一戸建ての1平方メートルあたりの値段は22.1万円です。同じ区で土地だけが売買された取引(782件)は13.6万円。建物を取り壊すと、1平方メートルあたりの水準は62%まで下がります。

家の解体を決める前に
建物を取り壊した跡地と、隣に建つ住宅
建物を取り壊すと、この状態で買い手を探すことになります。

解体には費用がかかります。そのうえで単価が38%落ちるなら、 費用をかけて価値を下げていることになります。 千葉市中央区では、古い家でも建物を残したまま売り出したほうが、 手元に残る金額は多くなりやすいと言えます。

売主

不動産会社に「古いので解体して更地にしましょう」と言われました…。

編集部

千葉市中央区の数字では、その提案は損になる可能性があります。解体費用を出したうえで単価が38%落ちるからです。解体はそのあとでも間に合います。いまのままの状態で何社かに査定を出してもらってください。

千葉市中央区で売れている一戸建てはどんな物件か?

買い手が実際に選んだ物件の姿です。 自分の物件がここから外れている場合、値段より先に、 買い手の数がそもそも少ないことを見込んでおく必要があります。

土地面積ごとの成約

土地面積 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり
230㎡以上 265件 7,300万円 17.6万円
165〜230㎡ 323件 3,400万円 18.4万円
120〜165㎡ 587件 3,100万円 22.6万円
80〜120㎡ 326件 3,300万円 32.5万円
80㎡未満 64件 3,050万円 42.7万円

建物の構造ごとの成約

建物の構造 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり
RC 47件 1億5,000万円 46.9万円
鉄骨造 121件 8,500万円 34.2万円
軽量鉄骨造 90件 4,800万円 22.0万円
木造 1,219件 3,200万円 21.2万円

千葉市中央区で一戸建てを売り出す前に用意しておくもの

千葉市中央区の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

道路の後退(セットバック)が済んでいるかどうか

前面道路が4メートルに満たない物件が12%ありました。この場合は建て替えのときに敷地を後退させる必要があり、実際に使える面積が図面より狭くなります。すでに後退済みなら、その記録を用意してください。

実測図と、境界の確定書類

整形でない土地が37%を占めます。形が整っていない土地ほど、登記簿の面積と実際の面積がずれやすくなります。境界が確定していないと、買い手は値引きの材料にします。

建築確認済証と検査済証

いつ建てられ、法律どおりに検査を受けた建物かを示す書類です。見つからない場合は、市区町村の窓口で台帳記載事項証明書を取れます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

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千葉市中央区の周りの市区町村の一戸建て売却相場

周りの市区町村で実際に成約した価格の中央値です。同じような家でも、市区町村が変わるとこれだけ金額が違います。自分の家がいくらになるかを考えるときの目安にしてください。方角は役所の位置から見た向きです。

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:土地と建物を合わせた価格(国土交通省の区分「宅地(土地と建物)」)。土地だけの取引は除外
  • データ取得日:2026-09-01
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