奈良県の一戸建て売却相場|市区町村別の成約価格一覧

奈良県で2021年〜2025年に成約した一戸建ては11,780件、成約価格の中央値は1,900万円です。市区町村ごとの内訳を下にまとめています。

県全体の中央値 1,900万円 2021年〜2025年
集計した取引 11,780 実際に成約した件数
築年数の中央値 30 成約時点の築年数
掲載市区町村 26 取引30件以上の市区町村

この金額は、土地と建物を合わせた価格です。建物だけの値段ではありません。一戸建てを敷地ごと売買したときの総額を集計しています。更地や土地だけの取引は、性質が違うため含めていません。

奈良県の一戸建て売却相場一覧

奈良県は、同じ2,500万円でも築年数が12年違う

奈良県の1位は奈良市と北葛城郡広陵町で、どちらも2,500万円です。ところが奈良市は築31年、広陵町は築19年。同じ値段で、12年の開きがあります。3位の生駒市も2,400万円で築33年です。つまり奈良市や生駒市は、築30年を超えた家でも2,400万円台で買い手が付く一方、広陵町は築19年という新しさでようやくそこへ並んでいます。

この差は、奈良県の土地の少なさから来ています。奈良県は中央構造線を境に北部の低地と南部の吉野山地に分かれ、標高千数百メートルの山岳地帯が県面積の3分の1を占めます。人が住める土地の割合は23%で、可住地面積850平方キロメートルは全国最下位です。そのため人口は北西部に集中しました。奈良市が約35万人、生駒市が約12万人です。限られた平地に人が集まるので、古い家でも値が落ちにくくなります。9位に法隆寺のある生駒郡斑鳩町が1,800万円で入っているのも、この北西部です。

下位を見ると、この構図がはっきりします。五條市800万円、御所市700万円、宇陀市585万円、吉野郡大淀町500万円。いずれも吉野杉で知られる南部の山間部です。宇陀市は255平方メートルで585万円、1平方メートルあたり2.1万円。広陵町の13.5万円と比べると6分の1以下です。

奈良県の相場は5年間ほぼ動いていません。2021年から2024年まで1,900万円が続き、2025年に1,800万円へ下がりました。上がってもいなければ、大きく崩れてもいない。売り時を待って値上がりを狙う県ではありません。築年数が1年進めばそのぶん下がるので、迷う期間が長いほど手取りは減ります。

出典:奈良県「県の自然」/奈良県のデータ(可住地面積)/国土交通省 不動産情報ライブラリ 取引価格情報

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市区町村 成約価格の中央値 件数 築年数の中央値 面積の中央値 1㎡あたり
奈良市 2,500万円 3,213件 築31年 185㎡ 11.9万円
北葛城郡広陵町 2,500万円 302件 築19年 200㎡ 13.5万円
生駒市 2,400万円 1,364件 築33年 190㎡ 11.1万円
香芝市 2,200万円 684件 築24年 165㎡ 13.0万円
葛城市 2,000万円 269件 築22年 165㎡ 11.1万円
磯城郡田原本町 2,000万円 272件 築24年 150㎡ 10.3万円
橿原市 1,900万円 960件 築26年 140㎡ 11.8万円
天理市 1,800万円 344件 築22年 150㎡ 10.7万円
生駒郡斑鳩町 1,800万円 274件 築27年 160㎡ 10.5万円
磯城郡川西町 1,800万円 41件 築29年 160㎡ 7.5万円
北葛城郡河合町 1,700万円 156件 築33年 185㎡ 8.1万円
桜井市 1,400万円 567件 築28年 150㎡ 7.4万円
北葛城郡上牧町 1,400万円 258件 築31年 170㎡ 7.1万円
高市郡明日香村 1,350万円 34件 築38年 255㎡ 4.3万円
北葛城郡王寺町 1,300万円 161件 築35年 180㎡ 7.2万円
大和高田市 1,200万円 610件 築29年 132㎡ 7.6万円
大和郡山市 1,200万円 795件 築36年 135㎡ 7.5万円
生駒郡三郷町 1,100万円 243件 築35年 185㎡ 5.9万円
生駒郡安堵町 990万円 78件 築27年 135㎡ 8.0万円
生駒郡平群町 975万円 278件 築38年 200㎡ 4.8万円
磯城郡三宅町 940万円 68件 築36年 165㎡ 5.5万円
五條市 800万円 153件 築31年 230㎡ 3.1万円
御所市 700万円 161件 築33年 165㎡ 3.9万円
宇陀市 585万円 160件 築41年 255㎡ 2.1万円
高市郡高取町 530万円 33件 築34年 245㎡ 2.4万円
吉野郡大淀町 500万円 141件 築34年 230㎡ 2.2万円
編集部

奈良県の中古マンションの売却相場を知りたい方はこちらをどうぞ。同じ市区町村でも、一戸建てと中古マンションでは値段の下がり方が違います。

一覧に載っていない市区町村について

この一覧には、2021年〜2025年の5年間で成約が30件に満たなかった市区町村を載せていません。 件数が少ないと、たまたま1件あった高い取引や安い取引だけで中央値が動いてしまい、 相場として読める数字にならないためです。

載っていないことと、その地域で家が売れないことは関係ありません。 国が公表している取引の件数が、統計として扱えるほど多くないというだけです。 人口の少ない市町村や離島では、実際に売買はあっても件数がこの水準に届きません。

自分の家がいくらになるかは、地域の取引件数が多いか少ないかに関係なく、 査定を受ければ分かります。相場が公表されていない地域ほど、 複数の会社に見てもらって金額を比べる意味があります。

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:土地と建物を合わせた価格(国土交通省の区分「宅地(土地と建物)」)。土地だけの取引は除外
  • データ取得日:2026-09-01
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