富山県の中古マンション売却相場|市区町村別の成約価格一覧
富山県で2021年〜2025年に成約した中古マンションは916件、成約価格の中央値は1,700万円です。市区町村ごとの内訳を下にまとめています。
この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。
富山県の中古マンション売却相場一覧
富山市が2006年に始めたことは、全国から視察が来る事例になりました。廃止が決まっていたJR富山港線を路面電車に作り替え、日本で最初の本格的なLRTとして開業させたのです。市はあわせて、路面電車と鉄道の沿線に住む人へ補助を出し、郊外に散らばっていた住まいを軸線へ集める政策を20年近く続けてきました。中古マンションの値段は、その積み重ねの上にあります。
富山市の中央値は1,800万円です。5年で791件が動き、県内のほぼ9割がこの市です。築23年、75平方メートル、単価24.2万円。市電の走る中心部から歩ける範囲に分譲が集まり、そこがそのまま中古市場になりました。もう一方の高岡市は1,200万円、単価16.9万円。高岡銅器の産地として名の通った市ですが、鉄道の本数と乗換の便で富山市に及ばず、600万円の差が付いています。
富山県全体では1,700万円。順位は27位です。土地付きの家を300万円ぶん引き離しています。富山県は持ち家の広さで全国の上位にある県ですから、220平方メートルの敷地付きの家より70平方メートルの部屋のほうが高いというのは、意外に見えるかもしれません。富山の売薬で知られた土地柄で古くからの持ち家が多く、その多くが築30年を越えているためです。
相場は5年で200万円ぶん積み上がり、1,800万円になりました。それでも築30年台では880万円、40年を越せば700万円です。20年台なら1,700万円ですから、10年で半分に削られる計算です。売りに出ている部屋の中央値が築23年ですから、多くはこの段差の手前にいます。沿線かどうかで買い手の数が変わる県なので、最寄りの停留場までの分数は最初に伝えたほうが話が早くなります。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 取引価格情報
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編集部富山県の一戸建ての売却相場を知りたい方はこちらをどうぞ。同じ市区町村でも、一戸建てと中古マンションでは値段の下がり方が違います。
一覧に載っていない市区町村について
この一覧には、2021年〜2025年の5年間で成約が30件に満たなかった市区町村を載せていません。 件数が少ないと、たまたま1件あった高い取引や安い取引だけで中央値が動いてしまい、 相場として読める数字にならないためです。
載っていないことと、その地域で家が売れないことは関係ありません。 国が公表している取引の件数が、統計として扱えるほど多くないというだけです。 人口の少ない市町村や離島では、実際に売買はあっても件数がこの水準に届きません。
自分の家がいくらになるかは、地域の取引件数が多いか少ないかに関係なく、 査定を受ければ分かります。相場が公表されていない地域ほど、 複数の会社に見てもらって金額を比べる意味があります。
このページの成約価格データについて
国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。
- 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
- 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
- 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
- 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
- データ取得日:2026-09-01