熊本県の中古マンション売却相場|市区町村別の成約価格一覧
熊本県で2021年〜2025年に成約した中古マンションは2,585件、成約価格の中央値は1,700万円です。市区町村ごとの内訳を下にまとめています。
この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。
熊本県の中古マンション売却相場一覧
熊本県で30件以上の成約があったのは、6つの市区にとどまります。そのうち5つが熊本市の区で、上位5つを熊本市が占めています。熊本市の西区2,100万円、中央区1,800万円、南区1,750万円、東区と北区がともに1,500万円。西区には熊本駅があり、2011年の九州新幹線の全線開業に合わせて駅の周辺が作り替えられました。新幹線で博多まで33分という位置が、この区を頭に押し上げています。6位に八代市1,400万円が入ります。
ここで注意したいのは、菊池郡菊陽町が載っていないことです。一戸建てでは県内2位の3,500万円が付いた町ですが、中古マンションの成約は5年間で30件に届きませんでした。半導体工場の進出で住宅需要が高まっても、中古マンションとして売買されるほどの数はまだ出ていません。菊陽町や大津町で分譲マンションを持っているなら、比べられる成約事例が県内にほとんどない状態から始めることになります。
1位が中央区ではなく西区というのも、この県の特徴です。西区は築21年で単価25.5万円、中央区は築26年で23.3万円。5年ぶん新しいことが、そのまま順位をひっくり返しました。中央区では1,568件が動き、これは県内の6割にあたります。それでも値段では西区に譲りました。
マンションの中央値1,700万円に対し、一戸建ては2,100万円。400万円ぶん低い位置にあります。築年数別に見ると、20年台が1,800万円。30年台では860万円、40年超で590万円です。30年をまたぐと半分以下です。熊本市内で築30年前後の部屋を持っているなら、その境目のどちら側にいるかが結果を分けます。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 取引価格情報
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編集部熊本県の一戸建ての売却相場を知りたい方はこちらをどうぞ。同じ市区町村でも、一戸建てと中古マンションでは値段の下がり方が違います。
一覧に載っていない市区町村について
この一覧には、2021年〜2025年の5年間で成約が30件に満たなかった市区町村を載せていません。 件数が少ないと、たまたま1件あった高い取引や安い取引だけで中央値が動いてしまい、 相場として読める数字にならないためです。
載っていないことと、その地域で家が売れないことは関係ありません。 国が公表している取引の件数が、統計として扱えるほど多くないというだけです。 人口の少ない市町村や離島では、実際に売買はあっても件数がこの水準に届きません。
自分の家がいくらになるかは、地域の取引件数が多いか少ないかに関係なく、 査定を受ければ分かります。相場が公表されていない地域ほど、 複数の会社に見てもらって金額を比べる意味があります。
このページの成約価格データについて
国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。
- 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
- 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
- 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
- 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
- データ取得日:2026-09-01