鹿児島県の中古マンション売却相場|市区町村別の成約価格一覧
鹿児島県で2021年〜2025年に成約した中古マンションは1,557件、成約価格の中央値は2,300万円です。市区町村ごとの内訳を下にまとめています。
この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。
鹿児島県の中古マンション売却相場一覧
鹿児島市の中心部は、いまの姿になってから80年ほどしか経っていません。1945年の空襲で市街地の大半が焼け、戦後の戦災復興土地区画整理事業で街区が引き直されました。繁華街の名である天文館は、薩摩藩が江戸期に置いた天文観測の施設に由来します。藩政期の地名が、作り直された区画の上に残っている街です。
広く取り直されたこの区画に、分譲マンションが積み上がりました。鹿児島市の部屋は2,300万円。成約1,417件は県内1,557件の9割を占めます。築21年、75平方メートル、単価30.6万円。桜島を正面に望む錦江湾沿いの高台と、天文館の周辺が中心です。
同じ2,300万円で並ぶのが薩摩川内市ですが、こちらは築6年で成約38件。数えるほどの新しい分譲が県内最高水準の値段を付けているだけで、市場と呼べる厚みはありません。3番手の霧島市は1,800万円、築17年、成約83件でした。
注目すべきは全国順位です。鹿児島県のマンションは全国6位。上にいるのは東京都、沖縄県、神奈川県、長野県、埼玉県の5つだけです。一方で一戸建てのほうは1,500万円。築30年、敷地240平方メートルです。同じ県のなかで、マンションだけが全国の上位に食い込んでいます。相場も5年で2,100万円が2,500万円になり、途中で一度も下げていません。
ただし築40年を超えると760万円です。築20年台の2,600万円と並べれば3分の1以下になります。上がっているのは新しい部屋だけで、古い部屋まで引き上げてはくれません。築25年を越えているなら、相場の上昇を待つ理由は薄いことになります。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 取引価格情報
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編集部鹿児島県の一戸建ての売却相場を知りたい方はこちらをどうぞ。同じ市区町村でも、一戸建てと中古マンションでは値段の下がり方が違います。
一覧に載っていない市区町村について
この一覧には、2021年〜2025年の5年間で成約が30件に満たなかった市区町村を載せていません。 件数が少ないと、たまたま1件あった高い取引や安い取引だけで中央値が動いてしまい、 相場として読める数字にならないためです。
載っていないことと、その地域で家が売れないことは関係ありません。 国が公表している取引の件数が、統計として扱えるほど多くないというだけです。 人口の少ない市町村や離島では、実際に売買はあっても件数がこの水準に届きません。
自分の家がいくらになるかは、地域の取引件数が多いか少ないかに関係なく、 査定を受ければ分かります。相場が公表されていない地域ほど、 複数の会社に見てもらって金額を比べる意味があります。
このページの成約価格データについて
国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。
- 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
- 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
- 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
- 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
- データ取得日:2026-09-01