群馬県高崎市の中古マンション売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

群馬県高崎市で2021年〜2025年に成約した中古マンションは604件です。成約価格の中央値は2,000万円で、群馬県内で集計対象になった5市区町村のうち1番目に高い水準です。中央的な物件像は専有面積70平方メートル・築27年です。

高崎市の中古マンションの売却価格を左右するもの

同じ高崎市でも、町ごとに1平方メートルあたりの値段は6.37倍まで差が出ます。あら町が65.0万円、貝沢町が10.2万円という幅です。

用途地域も売却価格を左右します。準工業地域だと10.9万円。市の平均を63%下回りました。

成約価格の中央値 2,000万円 2021年〜2025年
集計した取引 604 実際に成約した件数
築年数の中央値 27 成約時点の築年数
専有1平方メートルあたり 29.3万円 成約価格を専有面積で割ったもの

この金額は、専有部分と敷地の持分を合わせた価格です。マンションを買うとき、その専有面積に応じた土地の権利(敷地利用権)も一緒に取得します。建物部分だけを取り出した値段ではありません。

高崎市の中古マンション売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 専有面積 専有1平方メートルあたり
新築〜築5年 43件 4,300万円 75㎡ 60.0万円
築5〜10年 37件 3,700万円 80㎡ 46.2万円
築10〜20年 161件 3,000万円 80㎡ 40.0万円
築20〜30年 113件 1,700万円 65㎡ 26.3万円
築30〜40年 193件 830万円 55㎡ 15.7万円
築40年以上 43件 490万円 55㎡ 8.9万円

高崎市の中古マンションはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

500万円未満76件
500万〜1,000万円106件
1,000万〜1,500万円75件
1,500万〜2,000万円39件
2,000万〜2,500万円49件
2,500万〜3,000万円62件
3,000万〜4,000万円128件
4,000万〜5,000万円45件
5,000万〜7,000万円22件
7,000万円以上2件

真ん中の半数は800万円から3,300万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

高崎市の中古マンション売却相場の推移(2021年〜2025年)

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1,9002021113件1,4002022116件1,7002023109件2,1502024108件2,3502025158件単位:万円

2021年の1,900万円から2025年は2,350万円になりました。この5年で23.7%上がっています。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

高崎市の中古マンションの売却相場は町名でいくら違うか?

成約が15件以上あった町名について、1平方メートルあたりの値段が高い順に並べたものです。 成約価格の中央値ではなく単価の順に並べているのは、 土地の広い町ほど総額が大きく出て、順位が入れ替わってしまうためです。

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町名 件数 成約価格の中央値 専有面積 専有1平方メートルあたり 市の平均との差
あら町 23件 5,500万円 80㎡ 65.0万円 +122%
栄町 29件 3,800万円 80㎡ 50.0万円 +71%
北双葉町 16件 3,450万円 75㎡ 46.2万円 +58%
江木町 27件 3,400万円 80㎡ 45.0万円 +54%
九蔵町 17件 3,700万円 85㎡ 43.5万円 +49%
双葉町 17件 2,700万円 70㎡ 41.5万円 +42%
連雀町 23件 3,300万円 80㎡ 40.0万円 +37%
東町 37件 2,700万円 75㎡ 35.0万円 +20%
田町 21件 2,100万円 60㎡ 32.9万円 +12%
問屋町 16件 2,600万円 80㎡ 30.9万円 +6%
高砂町 32件 1,700万円 65㎡ 28.6万円 −2%
末広町 24件 1,800万円 70㎡ 25.4万円 −13%
元紺屋町 20件 355万円 15㎡ 18.7万円 −36%
倉賀野町 21件 1,200万円 60㎡ 18.6万円 −37%
上佐野町 31件 860万円 55㎡ 14.0万円 −52%
常盤町 17件 830万円 60㎡ 13.0万円 −56%
並榎町 19件 730万円 65㎡ 12.2万円 −58%
新町 17件 680万円 55㎡ 10.5万円 −64%
貝沢町 31件 500万円 60㎡ 10.2万円 −65%

逆に元紺屋町は成約価格では19番目ですが、単価では13番目に入ります。

売主

うちの町の数字を見ればいいんですか?

編集部

まずはそこからです。ただし同じ町でも、駅までの距離や土地の広さで変わります。この表は出発点として使って、実際の金額は査定で確かめてください。

高崎市の中古マンションの売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

用途地域

用途地域 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり 市の平均との差
工業地域 36件 3,300万円 43.8万円 +50%
第2種住居地域 22件 3,100万円 42.7万円 +46%
商業地域 288件 2,500万円 33.3万円 +14%
近隣商業地域 15件 1,300万円 21.8万円 −26%
第1種住居地域 92件 950万円 14.2万円 −52%
準工業地域 35件 600万円 10.9万円 −63%

建物の構造

建物の構造 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり 市の平均との差
RC 326件 2,950万円 38.8万円 +32%
SRC 246件 1,200万円 20.0万円 −32%
売主

うちの土地だけが準工業地域なんです。売りにくいということですか?

編集部

市で準工業地域として成約したのは35件、全体の6%です。1平方メートルあたりは10.9万円でした。

市の平均を63%下回りました。人や車の通りがある場所なので、静かな住環境を求める買い手が引きます。そのぶん、店舗や事務所を構えたい買い手に届くかどうかで金額が決まります。

数が少ないぶん、住宅だけを扱っている会社に頼むと買い手の層をまるごと取りこぼします。事業用の土地を扱っている会社にも査定を出してください。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

高崎市の中古マンションはリフォームしてから売ったほうが高いか?

高崎市で成約した中古マンションのうち、改装済みで売られたものが114件、手を入れずに売られたものが173件ありました。1平方メートルあたりの値段は改装済みが25.4万円、未改装が24.7万円です。

状態件数成約価格の中央値専有1平方メートルあたり
改装済み 114件 1,550万円 25.4万円
未改装 173件 1,500万円 24.7万円
リフォーム工事を決める前に

改装済みのほうが高いとは言えない結果です。 リフォームにかけた費用が、そのまま成約価格に乗っているわけではありません。 工事はそのあとでも間に合います。いまのままの状態で何社かに査定を出してもらってください。 手を入れずに売ったほうが、手元に残る金額は多くなる可能性があります。

売主

リフォームしてから売ったほうが高く売れると言われたのですが、本当ですか?

編集部

高崎市の成約データでは、そうとは言えません。改装済みと未改装で1平方メートルあたりの値段がほとんど変わらないからです。工事代を出したぶんだけ手取りが減ります。まずはいまの状態で査定を出してもらってから決めてください。

高崎市で売れている中古マンションはどんな物件か?

買い手が実際に選んだ物件の姿です。 自分の物件がここから外れている場合、値段より先に、 買い手の数がそもそも少ないことを見込んでおく必要があります。

専有面積ごとの成約

専有面積 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり
90㎡以上 52件 3,500万円 38.4万円
70〜90㎡ 264件 3,000万円 40.0万円
50〜70㎡ 220件 1,000万円 18.2万円
30〜50㎡ 34件 375万円 10.0万円
30㎡未満 34件 345万円 18.7万円

間取りごとの成約

間取り 件数 成約価格の中央値 専有1平方メートルあたり
4LDK 43件 2,900万円 33.7万円
3LDK 302件 2,600万円 33.1万円
2LDK 124件 1,750万円 30.5万円
1LDK 20件 1,350万円 26.2万円
3DK 21件 750万円 13.6万円
1DK 15件 600万円 19.6万円
1K 30件 285万円 18.3万円

高崎市で中古マンションを売り出す前に用意しておくもの

高崎市の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

管理費と修繕積立金の月額

買い手が住宅ローンの返済額と合わせて計算する金額です。毎月いくらかが分からないと、その場で判断できません。最初に伝えられるようにしてください。

大規模修繕がいつ行われたか、次はいつか

修繕の予定が近いと、積立金の値上げや一時金を気にされます。管理組合の総会議事録か、長期修繕計画の写しがあれば十分です。

管理組合の総会議事録(直近の1〜2年分)

滞納の状況や、建物で起きている問題が分かる書類です。買い手側の不動産会社は必ず取り寄せるので、先に手元で読んでおくと質問に答えられます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

高崎市の関連ページ

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:専有部分と敷地の持分を合わせた価格(国土交通省の区分「中古マンション等」)
  • データ取得日:2026-09-01
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