大阪府大阪市中央区の一戸建て売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

大阪府大阪市中央区で2021年〜2025年に成約した一戸建ては476件です。成約価格の中央値は2億1,000万円で、大阪府内で集計対象になった72市区町村のうち1番目に高い水準です。中央的な物件像は土地面積110平方メートル・築40年です。

大阪市中央区の一戸建ての売却価格を左右するもの

大阪市中央区の相場は区内で一律ではありません。1平方メートルあたりで見ると東心斎橋が292.9万円、玉造が92.3万円で、3.17倍の差があります。

前面道路の幅によっても金額は動きます。4m未満の物件は72.5万円で、区の平均を57%下回りました。

成約価格の中央値 2億1,000万円 2021年〜2025年
集計した取引 476 実際に成約した件数
築年数の中央値 40 成約時点の築年数
土地1平方メートルあたり 167.5万円 建物の価格を含んだ金額を土地面積で割ったもの

この金額は、土地と建物を合わせた価格です。建物だけの値段ではありません。一戸建てを敷地ごと売買したときの総額を集計しています。更地や土地だけの取引は、性質が違うため含めていません。

大阪市中央区の一戸建て売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 土地面積 延床面積 土地1平方メートルあたり
新築〜築5年 20件 5億8,500万円 158㎡ 810㎡ 316.7万円
築5〜10年 9件 9,800万円 115㎡ 260㎡ 130.0万円
築10〜20年 39件 2億6,000万円 160㎡ 560㎡ 184.6万円
築20〜30年 48件 2億1,500万円 110㎡ 260㎡ 152.6万円
築30〜40年 92件 3億5,000万円 160㎡ 660㎡ 206.1万円
築40年以上 209件 1億8,000万円 100㎡ 280㎡ 163.0万円

この地域では、築年数が古い区分のほうが成約価格の中央値が高くなっています。 面積の列を見ると理由が分かります。古い物件のほうが土地や建物が広く、 建物ではなく土地や広さの分だけ金額が大きくなっているためです。 1平方メートルあたりの金額で比べると、築年数が古いほど下がっています。

大阪市中央区の一戸建てはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

1,000万〜1,500万円4件
1,500万〜2,000万円12件
2,000万〜2,500万円8件
2,500万〜3,000万円7件
3,000万〜4,000万円16件
4,000万〜5,000万円18件
5,000万〜7,000万円32件
7,000万円以上379件

真ん中の半数は8,000万円から4億6,000万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

大阪市中央区の一戸建て売却相場の推移(2021年〜2025年)

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22,000202180件18,000202290件20,000202389件23,0002024107件25,0002025110件単位:万円

2021年の2億2,000万円から2025年は2億5,000万円になりました。この5年で13.6%上がっています。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

大阪市中央区の一戸建ての売却相場は町名でいくら違うか?

成約が15件以上あった町名について、1平方メートルあたりの値段が高い順に並べたものです。 成約価格の中央値ではなく単価の順に並べているのは、 土地の広い町ほど総額が大きく出て、順位が入れ替わってしまうためです。

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町名 件数 成約価格の中央値 土地面積 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
東心斎橋 19件 3億円 80㎡ 292.9万円 +75%
南船場 25件 5億2,000万円 200㎡ 238.1万円 +42%
島之内 19件 2億3,000万円 180㎡ 156.5万円 −7%
日本橋 19件 8,200万円 85㎡ 125.0万円 −25%
森ノ宮中央 17件 1億1,000万円 100㎡ 123.1万円 −27%
高津 15件 9,800万円 115㎡ 106.7万円 −36%
上本町西 21件 4,900万円 55㎡ 105.3万円 −37%
谷町 55件 6,200万円 60㎡ 97.1万円 −42%
玉造 15件 7,200万円 75㎡ 92.3万円 −45%
売主

うちの町の数字を見ればいいんですか?

編集部

まずはそこからです。ただし同じ町でも、駅までの距離や土地の広さで変わります。この表は出発点として使って、実際の金額は査定で確かめてください。

大阪市中央区の一戸建ての売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

前面道路の幅

幅の狭い道路に面した住宅と、広い道路に面した住宅の比較
左は車が入れない幅の道に面した住宅です。建て替えのときに資材を運び込めず、日々の駐車もできません。右は同じ住宅地でも、車がすれ違える道に面しています。
前面道路の幅 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
6.5m以上 304件 2億8,000万円 201.8万円 +21%
5〜6m 106件 1億8,000万円 159.1万円 −5%
4m台 23件 6,000万円 108.0万円 −36%
4m未満 37件 3,500万円 72.5万円 −57%

用途地域

用途地域 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
商業地域 390件 2億5,500万円 200.0万円 +19%
第2種住居地域 68件 6,550万円 94.0万円 −44%
近隣商業地域 15件 4,800万円 84.6万円 −50%

前面道路の種類

前面道路の種類 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
公道 411件 2億4,000万円 183.3万円 +9%
私道 32件 3,550万円 72.2万円 −57%

前面道路の方位

前面道路の方位 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
109件 2億7,000万円 206.1万円 +23%
111件 1億7,000万円 139.4万円 −17%
西 100件 1億9,500万円 146.2万円 −13%
145件 2億6,000万円 190.2万円 +14%

土地の形

土地の形 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 区の平均との差
整形地 370件 2億2,500万円 186.2万円 +11%
不整形地 70件 3億円 142.6万円 −15%
売主

前の道が4メートルないのですが、値段にどれくらい響きますか?

編集部

該当する成約は37件で、1平方メートルあたり72.5万円。区の平均を57%下回りました。建て替えのときに資材を運び込めず、車も置けないためです。すでに道路の後退が済んでいるなら、その記録を出せると印象が変わります。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

大阪市中央区の一戸建ては解体して土地で売ったほうが高いか?

大阪市中央区で成約した一戸建ての1平方メートルあたりの値段は167.5万円です。同じ区で土地だけが売買された取引(123件)は124.1万円。建物を取り壊すと、1平方メートルあたりの水準は74%まで下がります。

家の解体を決める前に
建物を取り壊した跡地と、隣に建つ住宅
建物を取り壊すと、この状態で買い手を探すことになります。

解体には費用がかかります。そのうえで単価が26%落ちるなら、 費用をかけて価値を下げていることになります。 大阪市中央区では、古い家でも建物を残したまま売り出したほうが、 手元に残る金額は多くなりやすいと言えます。

売主

不動産会社に「古いので解体して更地にしましょう」と言われました…。

編集部

大阪市中央区の数字では、その提案は損になる可能性があります。解体費用を出したうえで単価が26%落ちるからです。解体はそのあとでも間に合います。いまのままの状態で何社かに査定を出してもらってください。

大阪市中央区で売れている一戸建てはどんな物件か?

買い手が実際に選んだ物件の姿です。 自分の物件がここから外れている場合、値段より先に、 買い手の数がそもそも少ないことを見込んでおく必要があります。

土地面積ごとの成約

土地面積 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり
230㎡以上 100件 8億円 228.5万円
165〜230㎡ 63件 3億7,000万円 200.0万円
120〜165㎡ 62件 2億5,000万円 181.6万円
80〜120㎡ 88件 1億7,000万円 184.7万円
80㎡未満 163件 6,600万円 116.7万円

建物の構造ごとの成約

建物の構造 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり
SRC 41件 11億円 289.5万円
RC 133件 4億3,000万円 212.5万円
鉄骨造 161件 2億円 175.0万円
木造 117件 6,400万円 100.0万円

大阪市中央区で一戸建てを売り出す前に用意しておくもの

大阪市中央区の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

道路の後退(セットバック)が済んでいるかどうか

前面道路が4メートルに満たない物件が8%ありました。この場合は建て替えのときに敷地を後退させる必要があり、実際に使える面積が図面より狭くなります。すでに後退済みなら、その記録を用意してください。

建築確認済証と検査済証

いつ建てられ、法律どおりに検査を受けた建物かを示す書類です。見つからない場合は、市区町村の窓口で台帳記載事項証明書を取れます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

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大阪市中央区の周りの市区町村の一戸建て売却相場

周りの市区町村で実際に成約した価格の中央値です。同じような家でも、市区町村が変わるとこれだけ金額が違います。自分の家がいくらになるかを考えるときの目安にしてください。方角は役所の位置から見た向きです。

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:土地と建物を合わせた価格(国土交通省の区分「宅地(土地と建物)」)。土地だけの取引は除外
  • データ取得日:2026-09-01
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