山口県柳井市の一戸建て売却相場|築年数別の成約価格と5年推移

山口県柳井市で2021年〜2025年に成約した一戸建ては129件です。成約価格の中央値は650万円で、山口県内で集計対象になった16市区町村のうち11番目に高い水準です。中央的な物件像は土地面積260平方メートル・築42年です。

柳井市の一戸建ての売却価格を左右するもの

柳井市の相場は市内で一律ではありません。1平方メートルあたりで見ると柳井が3.4万円、伊保庄が0.6万円で、5.67倍の差があります。

前面道路の幅も売却価格を左右します。5〜6mだと3.7万円。市の平均を76%上回りました。

成約価格の中央値 650万円 2021年〜2025年
集計した取引 129 実際に成約した件数
築年数の中央値 42 成約時点の築年数
土地1平方メートルあたり 2.1万円 建物の価格を含んだ金額を土地面積で割ったもの

この金額は、土地と建物を合わせた価格です。建物だけの値段ではありません。一戸建てを敷地ごと売買したときの総額を集計しています。更地や土地だけの取引は、性質が違うため含めていません。

柳井市の一戸建て売却相場(築年数別)

築年数の区分ごとに、実際に成約した価格の中央値です。 件数が5件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

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築年数 件数 成約価格の中央値 土地面積 延床面積 土地1平方メートルあたり
新築〜築5年 13件 2,200万円 230㎡ 100㎡ 10.0万円
築20〜30年 14件 1,000万円 300㎡ 145㎡ 3.1万円
築30〜40年 16件 595万円 245㎡ 158㎡ 2.2万円
築40年以上 53件 300万円 290㎡ 115㎡ 1.0万円

柳井市の一戸建てはいくらで売れているか?(価格帯の分布)

500万円未満52件
500万〜1,000万円28件
1,000万〜1,500万円10件
1,500万〜2,000万円11件
2,000万〜2,500万円15件
3,000万〜4,000万円5件
4,000万〜5,000万円5件
5,000万〜7,000万円1件
7,000万円以上2件

真ん中の半数は270万円から1,600万円の範囲に入っています。 極端に高い取引や安い取引に引きずられないよう、平均ではなく中央値を使っています。

柳井市の一戸建て売却相場の推移(2021年〜2025年)

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1,200202124件650202228件550202323件375202424件735202530件単位:万円

2021年の1,200万円から2025年は735万円になりました。この5年で38.8%下がっています。

年ごとの件数が少ない場合、1件の大きな取引で中央値が動くことがあります。 件数と合わせて見てください。

柳井市の一戸建ての売却相場は町名でいくら違うか?

成約が8件以上あった町名について、1平方メートルあたりの値段が高い順に並べたものです。 成約価格の中央値ではなく単価の順に並べているのは、 土地の広い町ほど総額が大きく出て、順位が入れ替わってしまうためです。

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町名 件数 成約価格の中央値 土地面積 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
柳井 44件 1,300万円 238㎡ 3.4万円 +62%
中央 8件 615万円 170㎡ 2.0万円 −5%
新庄 19件 550万円 290㎡ 1.7万円 −19%
伊保庄 8件 610万円 405㎡ 0.6万円 −71%
売主

うちの町の数字を見ればいいんですか?

編集部

まずはそこからです。ただし同じ町でも、駅までの距離や土地の広さで変わります。この表は出発点として使って、実際の金額は査定で確かめてください。

柳井市の一戸建ての売却価格は、どの条件で変わるか?

成約したときの条件ごとに、1平方メートルあたりの値段を並べたものです。 自分の物件がどの区分に当たるかを見てください。 件数が15件に満たない区分は、数字が偏るため載せていません。

前面道路の幅

幅の狭い道路に面した住宅と、広い道路に面した住宅の比較
左は車が入れない幅の道に面した住宅です。建て替えのときに資材を運び込めず、日々の駐車もできません。右は同じ住宅地でも、車がすれ違える道に面しています。
前面道路の幅 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
6.5m以上 25件 550万円 1.4万円 −33%
5〜6m 33件 1,200万円 3.7万円 +76%
4m台 48件 680万円 2.2万円 +5%
4m未満 20件 235万円 0.5万円 −76%

用途地域と都市計画の区分

区分 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
第1種中高層住居専用地域 25件 880万円 3.3万円 +57%
市街化区域及び市街化調整区域外の都市計画区域 39件 650万円 1.4万円 −33%
商業地域 15件 550万円 2.1万円 ±0%

前面道路の種類

前面道路の種類 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
公道 79件 750万円 2.1万円 ±0%
私道 24件 365万円 1.4万円 −33%

土地の形

土地の形 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり 市の平均との差
整形地 65件 550万円 2.1万円 ±0%
不整形地 61件 650万円 1.7万円 −19%

値段にほとんど影響していない条件

柳井市では、前面道路の方位、建ぺい率で1平方メートルあたりの値段はほとんど変わりませんでした。この条件を理由に値下げを持ちかけられたときは、根拠を聞いてください。この市の成約データでは差が出ていません。

売主

家の前の道は広いほうだと思います。それは値段に出ますか?

編集部

出ています。5〜6mの道に面した成約は33件で、1平方メートルあたり3.7万円。市の平均を76%上回りました。車を停められること、建て替えのときに工事車両が入れることが理由です。査定でここに触れられなかったら、こちらから伝えてください。

ただし条件は重なります。ここが不利でも、町名や土地の広さで取り返している物件はあります。

柳井市の一戸建ては解体して土地で売ったほうが高いか?

柳井市で成約した一戸建ての1平方メートルあたりの値段は2.1万円です。同じ市で土地だけが売買された取引(157件)は1.4万円。建物を取り壊すと、1平方メートルあたりの水準は68%まで下がります。

家の解体を決める前に
建物を取り壊した跡地と、隣に建つ住宅
建物を取り壊すと、この状態で買い手を探すことになります。

解体には費用がかかります。そのうえで単価が32%落ちるなら、 費用をかけて価値を下げていることになります。 柳井市では、古い家でも建物を残したまま売り出したほうが、 手元に残る金額は多くなりやすいと言えます。

売主

不動産会社に「古いので解体して更地にしましょう」と言われました…。

編集部

柳井市の数字では、その提案は損になる可能性があります。解体費用を出したうえで単価が32%落ちるからです。解体はそのあとでも間に合います。いまのままの状態で何社かに査定を出してもらってください。

柳井市で売れている一戸建てはどんな物件か?

買い手が実際に選んだ物件の姿です。 自分の物件がここから外れている場合、値段より先に、 買い手の数がそもそも少ないことを見込んでおく必要があります。

土地面積ごとの成約

土地面積 件数 成約価格の中央値 土地1平方メートルあたり
230㎡以上 83件 650万円 1.7万円
165〜230㎡ 28件 1,000万円 5.1万円

柳井市で一戸建てを売り出す前に用意しておくもの

柳井市の成約データから、 この地域で聞かれやすい書類を挙げます。査定の前にそろえておくと、話が早く進みます。

私道の持分と、通行・掘削の承諾書

柳井市で成約した一戸建てのうち23%が私道に面していました。私道は持分の有無と、水道管の工事で道路を掘る許可が取れるかどうかが必ず確認されます。書類が無いと引き渡しの直前で止まります。

道路の後退(セットバック)が済んでいるかどうか

前面道路が4メートルに満たない物件が16%ありました。この場合は建て替えのときに敷地を後退させる必要があり、実際に使える面積が図面より狭くなります。すでに後退済みなら、その記録を用意してください。

実測図と、境界の確定書類

整形でない土地が48%を占めます。形が整っていない土地ほど、登記簿の面積と実際の面積がずれやすくなります。境界が確定していないと、買い手は値引きの材料にします。

建築確認済証と検査済証

いつ建てられ、法律どおりに検査を受けた建物かを示す書類です。見つからない場合は、市区町村の窓口で台帳記載事項証明書を取れます。

成約価格・売り出し価格・査定額はそれぞれ違う

このページの金額は成約価格です。実際に売買が成立し、登記が行われた取引の金額を国土交通省が集計したものです。 不動産のポータルサイトに並んでいる金額は売り出し価格で、売主が希望して掲げた金額です。値引き交渉を経て成約するため、売り出し価格より下がって決まることが少なくありません。

また、査定額はさらに別のものです。不動産会社が「これくらいで売れそうだ」と見込んだ予想であり、 会社によって金額が変わります。

質の悪いことに、専任媒介契約をとるために高めの数字をわざと出す会社もあります。 つまり成約価格は結果、査定額は予想です。同じものとして扱わないでください。

そのうえで、自分の家がいくらになるかは結局は査定を受けなければ分かりません。 このページの中央値は地域の水準を知るための目安であって、個別の物件の金額ではないためです。 同じ市区町村でも、駅からの距離、方角、道路の幅、土地の形、建物の傷み方で金額は変わります。

売却相場を調べたあとにやること

  1. このページで、地域の成約価格の水準と築年数ごとの下がり方を把握する
  2. 複数の不動産会社に査定を依頼し、実際の金額とその根拠を聞く
  3. 査定額が相場から大きく離れている会社があれば、その理由を確認する
  4. 金額と担当者の説明を比べて、依頼する会社を決める

1社だけに査定を頼むと、その金額が高いのか安いのか判断できませんし、不動産会社にはそれぞれ得意不得意もあります。 相場を知ったうえで複数の査定額を並べると、どの会社の説明に根拠があるかが見えてきます。

柳井市の関連ページ

柳井市の周りの市区町村の一戸建て売却相場

周りの市区町村で実際に成約した価格の中央値です。同じような家でも、市区町村が変わるとこれだけ金額が違います。自分の家がいくらになるかを考えるときの目安にしてください。方角は役所の位置から見た向きです。

このページの成約価格データについて

国土交通省が公表している不動産取引価格情報をもとに集計しています。 実際に不動産を購入した人へのアンケートをもとに、取引の当事者が特定されないよう 価格や面積を一定の幅に丸めたうえで公表されているデータです。 そのため、個別の物件の売買金額そのものではありません。

  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報
  • 集計期間:2021年〜2025年に成約した取引
  • 集計方法:平均ではなく中央値。極端な金額に引きずられないため
  • 金額の範囲:土地と建物を合わせた価格(国土交通省の区分「宅地(土地と建物)」)。土地だけの取引は除外
  • データ取得日:2026-09-01
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